2009(平成21)年10月20日(火)5限に、経営情報学科1年生の全学生を対象として、第4回キャリア開発支援講座を実施しました。前回に引き続き、株式会社毎日コミュニケーションズの岩澤知範氏が講師です。
今回は、「業界・職種研究講座」と題して、具体的な事例を挙げながら業種や職種について説明をされました。
比較的志望の多い職種と敬遠されがちな職種との実態を説明をされ、「学生が想像している職種のイメージと実際は異なることが多い。だからこそ職種研究を怠ってはいけない」と業界・職種研究の必要性を説かれました。
さらに、それを個別の企業にまで対象を広げた企業研究においては、「なぜその業界なのか、なぜその企業なのか、なぜライバル企業志望ではないのか」など、業界・企業の特徴をつかむことの必要性と、企業同士の差別化を的確に行なうことが重要であると教えていただきました。そのためには、インターネットから得られる情報だけでなく、実際にOB・OG訪問をしたり、企業セミナーに参加するなど、徹底的に調査・研究することが大切であるということです。
学生たちは、「内定獲得や就職が人生のゴールではない、スタートである」という内容を聞き、自分自身の人生をしっかりと考え、就職活動を真剣に行おうと心を新たにしました。講座終了後も、提示された参考資料を確認したり、質問をしたりと、以前よりも積極性が増していました。