2010(平成22)年9月15日(水)、16日(木)にかけて、経営情報学科2年生が大阪で学外研修を体験しました。
この研修は、実務家の講演を聞くこと、また事前に学んだことを踏まえて実施調査をすることで、学生各自が普段の学校での学習を深めるとともに、社会に対する問題意識を高めることを目的に実施しました。
初日は、8:45に富山短期大学をバス3台で出発して、14:00から毎日新聞社において報道記者の方々から、国際報道、新聞の役割、年金の事情など、様々なテーマについて講演していただきました。特に、国際報道については、編集局次長の城島様に、南アフリカでの経験を語っていただき、学生は興味深く聞いていました。
その後、NHKプラザ、サントリー・ミュージアム、企業家ミュージアムといった各コースを、3班に分かれて見学しました。各ミュージアムでは、放送の仕組みや企業の歴史など様々なことを学びました。特に、企業家ミュージアムでは、パナソニック創業者の松下幸之助の歴史など、学生がよく知っている企業のルーツについて多くを学ぶことができたようです。
初日の最後は、大阪WTCコスモタワー48Fのワールドビュッフェでテーブルマナー講座を行いました。実際の夕食で、フォークやナイフの使い方、さらにテーブルでのマナーについて、苦心しながらも真剣に取り組んでいました。マナーを気にせず自由に食事をしたいと思った学生もいたようですが、社会人になった後にも必要とされることを自覚して、今後は普段の食事の際にもマナーに気をつけたいという声も聞かれました。そして、ハイアットリージェンシー大阪にチェックインして宿泊しました。
2日目は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を訪問しました。USJについては、事前にDVDを視聴して、その接客や運営について学び、レポートを作成しました。そこで得た理解を踏まえて当日は、実際に様々なアトラクションを体験しながら、USJのキャストが接客する態度やパークを運営する姿勢の素晴らしさを改めて実感し、学生たちは将来の仕事で活かせるヒントを学んだようです。
16:00にプログラムを終了し、バスで富山へ帰宅することになりましたが、半数近い学生は、この機会に京都や大阪を観光をするために個別にホテルを取って宿泊する学生もみられました。
学生は、1泊2日という短い時間のなかで、講演、見学、実体験など様々な学習をすることができ、とても良い経験になった、先生方や友人との交友関係を深めることができ、大変良い思い出になったという声が聞かれました。
この思い出を胸に、残された半年間の学生生活を最後まで有意義に過ごしてもらいたいと願っています。