今夏、文部科学省が公募した「私立大学教育研究活性化設備整備事業」に、富山短期大学が提案した事業が採択(平成24年10月31日付文書)されました。
平成24年度「私立大学教育研究活性化設備整備事業」採択事業一覧 (PDF:296KB)
※本学は55番
「主体的な学びへの転換を図り、学生の学修効果を最大限発揮するための効果的な教育を行うための環境を整備する取組」に関する事業を提案する大学・短期大学が応募した中から、118校の事業が採択されました。
短期大学は8校(短期大学部を含めると12校)と狭き門でしたが、本学の提案事業は採択に値するという評価を受けることができました。
今回、本学が提案した「教員の協働による『主体的な学び』を促すWebシラバスの構築」は、講義概要(シラバス)をウェブ化することにより、学生に対して以下の要件を支援することをめざしています。
@授業用資料のみならず、予習・復習資料や課題・テスト、関連する授業やその他、各種資料にハイパーリンクを貼る。
Aeラーニング(コンピュータやネットワークを利用する教育・学習)機能を付与して、学生の学修時間や正答率等のデータを取得できるようにし、学生の「主体的な学び」を強力に支援する。
B学習目標の到達度をきめ細かく把握することで、授業内容の絶えざる改善を図る。
C教員間の連携・協力を深めて、授業の相乗効果を高めることで、「教育の質の絶えざる向上」をめざす。
今後はシステムの構築を含め、利用環境の整備が急務とされます。短期大学で学ぶ2年間を実りある期間とするために、進化する富山短期大学での学びにご期待ください。
なお、本学園の富山国際大学(54番)の事業も採択されています。今回の採択を受け、いっそう教育環境の整備に取り組んでまいります。