調理学(1年)「食の伝承人による富山の郷土料理」
講師 :食育リーダー 大黒 富子氏 魚津市新角川
実習日:2013(平成25)年1月18日(金)
実習:ぶりのあんじゃなます、げんげのすまし汁
ぶりのあんじゃなます
<食の伝承人の意義>
富山県は、海・野・山の変化に富んだ自然が生み出す新鮮で多彩な食材に恵まれ、その食材と先人の知恵によって育まれた彩り豊かな食文化が形成されています。
なかでも、地域の伝統的郷土料理は日本型食生活が見直されるなか、これをつくる知恵や技能を後世に伝えていく必要があります。
このため、富山の優れた「ふるさとの味」の後世への伝承活動を積極的に行っている個人を発掘し、「食の伝承人」として、認定し、「とやまの食文化」の伝承と県内外への発掘につなげるものです。
栄養士になるためには富山県の郷土料理を知って、味わい、後世に伝えていく必要があることを講師から学ぶことができました。
げんげのすまし汁
「ぶりのあんじゃなます」は、初めて食べる味でぶりの大きな切り身が生姜のたっぷりきいた酢味噌でとてもおいしく味わいました。
「げんげのすまし汁」は、げんげの扱い方と作り方のポイントを教えていただきました。富山でしか味わうことができない昆布のだしの効いた、コラーゲンたっぷりのすまし汁に仕上がり、とてもおいしかったです。