大学や高校などの図書館や公立の図書館で必ず1人以上働いている図書館司書の方ですが、図書館司書として働くためには司書という国家資格が必要です。
経営情報学科は、その図書館司書の資格を取得できる富山県内で唯一の機関です。
そのため、毎年度20名程の学生が図書館司書の課程を履修し、司書資格の取得をめざして努力をしています。
経営情報学科を志望される皆さんの中には司書資格を取得したいと考えている方も多いと思いますので、図書館司書課程の授業の一部を紹介します。
紹介する授業は、図書館司書課程の1年前期に履修する「図書館概論」(担当:大西 紀夫 教授)です。
最初に学習する科目ですので、司書科目の入り口としての役割を持っており、「図書館の定義」「図書館の歴史」「図書館の社会的役割」「司書の役割」など基礎的な内容を学習します。
今回の授業内容は、「間接サービス」と呼ばれる司書業務についてです。
司書とは、図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員のことです。
司書資格を取得するための1つの方法は、大学や短大で司書資格取得に必要な科目の単位を修得した上で、大学や短大を卒業することです。