2013(平成25)年4月22日(月)、福祉学科2年生が、1年次の2月18日から3月8日まで取り組んだ3週間の介護計画実習の報告を行いました。
介護計画実習は、1年次夏休みの基礎実習(1週間)に続く二度目の実習で、はじめて一人の利用者を受け持ち、生活上の課題をみつけて介護計画を立案するものです。
2年生は、実習で経験した喜びや苦労、そして工夫したことなどを熱を込めて発表しました。また、1年生は、2年生の報告を聞き、夏に参加する基礎実習への意識・関心を高めていました。
2年生の感想
- 情報収集には、コミュニケーション技術や洞察力が必要であると実感した。
- アセスメント(援助活動に先立って行う分析・評価)を上手に行うことができたという内容の発表を興味深く聴いた。他の人との視点の違いや、援助内容の具体的展開の方法に今後の実習に活かせるヒントを得ることができた。
- 利用者一人ひとりに対する様々な介護計画があり、真剣に利用者と向き合う大切さと、介護に必要とされる知識の幅広さを学ぶことができた。
1年生の感想
- 利用者の方が求めておられることを理解して実行することは難しいことだと思った。それに応えるためにも、日々の授業内容を自分のものとして蓄積していけるように、学習の取り組む姿勢を改めたい。
- 「情報収集」が大切だと感じた。本当のことなのか自分で確かめることの重要性を理解することができた。そして、自己満足で終わるのではなく、利用者さんが「幸せ」を感じ、「笑顔」になれる介護計画を立案できるようになりたいと思った。
- 先輩の報告を聴いて、「利用者さんと家族のように関わること」の重要さに気づいた。私も介護実習を通して成長し、深い信頼関係を築ける介護福祉士になりたいと強く思った。
発表の様子
質疑応答の様子