何気ないしぐさから自分をアピールしよう!
2013(平成25)年6月12日(水)、進路指導の一環として、幼児教育学科2年生を対象に「面接指導」を実施しました。
就職活動で重視される面接試験について、マナー、質疑応答等の理解を深めるため、就職支援センターと幼児教育学科で2年生全員を対象として5人単位の模擬面接を行いました。
面接官にハローワークの方をお招きして、グループ面接形式で、入退室の練習、質問例に対する応答を行いました。
【面接官からのアドバイス】
・質問に対する応答は、まず結論から言い、そこから理由を伝えることで、話がブレにくくなる。
・エピソードは簡潔に話す。
・あせって早口にならないようにする。
・成功体験ばかりではなく、苦労した際にどのようにして乗り越えたのかというエピソードもアピールになる。
・面接官の質問の意図を理解し、的確に答える。
・「たくさんのことを学んだ」という答え方ではなく、相手がイメージしやすいように、具体的なエピソードを盛り込むと、説得力がアップする。
・グループ面接では、自分が話していない時も見られているので、油断したりソワソワしたりせず、他の人の話も聴いておくようにする。
・ドアの開閉や礼をする際は、言葉と動作を別々にわけ、1回に1つの動作を心がける。
・自信がなくなると声が小さくなってしまいがちなので、ハキハキと答えられるようにする。
・1つひとつの答えにもっと自己アピールを入れ、短大生活で学んだことや、趣味・特技などが「保育」という仕事にどう活かしていくことができるのかプラススαのところまで伝えられるようにする。
普段から正しい姿勢を意識しよう
模擬面接の後、学生からは、「おじぎの仕方や椅子の座り方など、その場に応じた所作について知ることができて良かった」、「他の人の返答を意識しすぎてしまった」、「緊張してしまい、普段の自分を出すことができなかった」等の感想がありました。
面接試験は、自己アピールの絶好の機会であることを知り、自分のことを他人に理解してもらえるよう、もっと自己鍛錬していく必要性を感じた学生たちでした。