食物栄養学科では、さまざまな職種の方々と関わりながら仕事をしていく『栄養士』という職業を考慮し、「他者とのコミュニケーション力を身につけ、人前で話すことや人との関わりに慣れる」という目的の「コミュニケーション論」という授業を開講しています。
この授業は1年生の前期に実施しており、毎回、いろいろなペアやグループで課題に取り組む授業スタイルは、学生同士が親しくなることにも役立っています。
今回の授業では、「正確なコミュニケーション」というテーマで、「紙に描かれた複雑な図形を、言葉だけで相手に伝え、相手に正確に同じ図形を描かせることができるか?」、という課題に取り組みました。
課題修了後には、ペアの相手とディスカッションし、レポートを書いて講義を終えました。
レポートを読むと、毎回の課題から、学生がさまざまなことを感じ取り、コミュニケーションの重要性を考える良い機会になっていると感じます。また、この授業を通して、ペアやグループの相手と仲良くなれた、という意見もたびたび書かれており、嬉しく思っています。半期の授業が終わる頃には、人との関わりが上手になってくれることを期待しています。