21世紀、国際情勢は激しく変化。我国は大震災、原発大事故を負い、問題山積の「国難」と認識。社会システム再編成と人材育成こそ、喫緊の課題です。
昭和38年富山女子短期大学の創設以来、付属高校、付属幼稚園を併設。平成2年、富山国際大学開設を期に、富山国際学園が出発しました。今や北陸の代表的総合私立学園であり、今年は50周年を迎えました。
この間、少子化をはじめとする社会の変化に対応し、たゆまぬ組織の改革・進化に努め、短大は2万人、学園全体は4万人を超える卒業生を社会へ送り、富山県教育界での貢献は、比類ないものと信じます。
学園は地域に奉仕する教育機関として、半世紀の実績に立つ自信と誇りをもって、人材育成に努めます。「教育とは希望を語ること」(アラゴン)。来る50年、福沢諭吉由来の烈々たる自主独立精神を体現し、私学の柱石を打立てます。県民皆様の御理解、御指導とお力添えをお願い申し上げます。
富山短期大学と学校法人富山国際学園が創立50周年を迎えるにあたり、これまでの歴史と伝統を引き継ぎつつ、今後とも地域における知の拠点、人材育成の拠点として、地域社会の発展を担う有為な人材を育成し、北陸及び富山の社会と文化の発展に貢献すべく取り組んでまいる所存であります。
この節目の年に、富山短期大学の校舎改築第1期工事として、新講義棟とホール棟(富山国際大学と共用)が完成し、子ども育成棟・付属高等学校の校舎と統一されたデザイン・色調となっており、新呉羽キャンパスにふさわしいものとなりました。学生のみなさんには、新キャンパスでの学びを通して、人間として自立し、専門の知識・技能を極めつつ、社会で活躍できる力を身につけることを期待しています。
最後に、これまでの50年間に亘る活動と新しい校舎の改築のためにご尽力・ご協力いただきました皆様に感謝しますとともに、今後とも格別のご支援とご指導を賜りますようお願いいたします。
--- 2013(平成25)年、地域とともに開学50周年 ---
● ● ● ● ●
「富山女子短期大学」として開学してから50年。そして、男女共学の「富山短期大学」に名称変更を行ってから13年。学校法人富山国際学園 富山短期大学は、長年に渡って地域とともに歩んでまいりました。
開学50周年に向けた校舎改築工事がこのたび完了しました。
施設面の充実とともに、教育・学生生活をますます充実させていき、今後も地域の皆様に愛される総合短期大学として各分野のスペシャリストの養成に邁進します。
--- 自分を咲かせよう。 ----