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15/01/15 (木)

卒業研究で「飢餓体験」を実施しました! [食物栄養学科]

 食物栄養学科2年生の卒業研究で、田淵教授の研究班の学生10名が飢餓を体験しました。

 現代のほとんどの若者は、飢餓を経験したことがありません。遭難や震災などで発生する可能性の高い飢餓を身をもって体験することにより、身体機能の変化を調べ、飢餓の仕組みを理解することが今回の目的です。また、改めて飢餓について考える良い機会となり、高い教育的効果が期待できると考えて実施しました。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

体験開始前でまだまだ元気です

【体験の流れ】

<事前準備> 
 体験開始前に、学生が本研究の趣旨、目的、方法を十分に理解・了承した上で、本人および保護者の同意を得られた学生のみが研究に参加しました。

<体験開始前> 
 身長、体重、BMI、血糖値、食欲、心理状態を測定しました。その際、各個人の健康状態を調べ、飢餓に耐えうる身体・精神状態であるかを確認し、心身共に健康な学生が研究に参加しました。

<体験> 
 身長、体重、BMI、血糖値、尿比重、尿中ケトン体値、食欲、心理状態を実験開始前、開始から24時間後、42時間後にそれぞれ測定しました。

 飢餓体験は、当初48時間の絶食や絶飲の両方、またはいずれか一方を計画していましたが、24時間経過後の測定時に脱水症状に陥ったため、全員が水200mlを摂取しました。また、低血糖発作の症状が4名に現れたため、この4名がスープ約200ml(65kcal)を摂取しました。
 その後、30時間経過後に血糖値を測定し、低血糖発作が現れた別の3名がスープ約200ml(65kcal)を摂取しました。

【体験をしてみて】
 この体験の詳細な結果については、2015(平成27)年2月10日(火)に開催する本学食物栄養学科卒業研究発表会で報告を行います。
 結果概要としては、飢餓開始30時間を過ぎると、参加者全員の意欲が減退し、ほとんどの参加者がエネルギー消費を抑えるために寝ている状態になりました。
 災害時を含めてヒトにとっては、いわゆる“衣食住”が生活の必須条件であり、その中でもエネルギーを摂取する"食"の重要性を確認できました。

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