このたび、富山短期大学では、2015年から2017年を計画期間とし、次のような基本目標を掲げた「富山短期大学アクションプラン」を策定しました。
【指針1:教育】
学生の主体性・人間性・実践知・実践力を養い、生きる力を育む教育の推進
【指針2:学生支援】
手厚い進路支援と、充実した学生生活のための支援の拡充・強化
【指針3:地域貢献】
地域を担う人材の育成と地域振興への貢献
【指針4:入学者確保】
ブランド・マネジメントの推進と入学者の安定的確保
【指針5:マネジメント体制】
マネジメント体制の強化による健全な大学運営
平成26年度、富山短期大学は、認証評価機関である一般財団法人短期大学基準協会の第三者評価において「適格認定」を受けました。これは、これまでの本学の教育改革・改善に対する積極的かつ地道な取り組みが高く評価されたものと受け止めています。
しかしながら短期大学を取り巻く環境が厳しさを増す中で、富山短期大学はこの「適格認定」に驕ることなく、50年の歴史と伝統を踏まえつつ、地域の人材育成の拠点、地域の知の拠点として進化し続けるために、更なる改革・改善に取り組む決意であります。
富山短期大学が、地域と共に地域のために貢献し続けていくためには、まず、@教育の「質向上」と「質保証」を徹底するとともに、A学生支援・キャリア教育を一層強化・充実し、B地域社会との双方向的連携等によって、学生の社会的・職業的自立のための能力の育成・向上を確実なものとする必要があります。その上で、C本学の特色や存在意義をより明確にアピールしてブランド・イメージを高める広報体制を充実し、入学者を安定的に確保しなければなりません。さらに、D研究力の強化やマネジメント体制の強化による健全な大学運営が欠かせないことは言うまでもありません。
これらを確かなものにするためには、大学・各部局・教職員レベルでPDCAサイクルを機能させ、計画に基づく活動を行い、その結果の検証を次なる改革・改善につなげる風土を確立する必要があります。そのために、このたび、改革・改善のためのアクションプランを策定し、毎年度、達成状況を検証しながら不断の改革・改善に取り組むことと致しました。