2015(平成27)年6月17日(水)、F館203教室において、キャリアデザイン演習の一環として、就職指導「先輩と語る会」を開催しました。主に、卒業して1年が経った先輩たちの体験談をとおして、今後の進路決定や就職活動の参考にすることを目的としたものです。
一人ひとりから、学生時代を思い出してもらいながら、就職先を選んだ理由や決め手、就職に向けての勉強や準備、就職活動で実際に取組んだことなどを後輩に話してもらいました。
そして、現在の仕事に対する思い、さらには今後の抱負なども語っていただきました。
学生たちは、それぞれに自分に照らし合わせながら、熱心に聞き入っていました。
学生A
今回、先輩のお話を聞いて、就職試験や職場での人間関係についてのことなど、多くのことを知ることができ、大変参考になりました。
小論文対策や面接練習はもちろんのこと、7月の職場説明会の時点でもう就職したい施設を決めて話を聞いて回り、施設の方に印象付けることが大切だということを知りました。自分も早く準備を進めなければならないと思いました。
先輩に「働いていて辛いなと思ったことはないですか」と質問したところ、「ないです」ときっぱり答えられたことがとても印象に残りました。
先輩のように自分を信じて行動することができるように、自分もなりたいと思いました。
学生B(男子)
4人の先輩から勤務施設のことや就職するまでの流れなどを教えていただきました。私が行きたい施設の方もおられたので、より興味・関心を持って聴きました。自分が以前から気になっていたことも教えてくださり、もやもやしたものが消えてよかったです。なかでも、職場説明会やボランテイア活動に行き、それぞれの施設の違いを知ることが必要だと学びました。早めの行動をとることで、施設側にも覚えてもらうことができ、採用試験に有利だということも知りました。先輩から学んだことを生かし、就職活動に臨もうと考えています。
学生C(女子)
就職してからは、目標を持ちながら働くことが大切だと感じました。一人の先輩が、現在の目標は利用者の心の居場所になることだとおっしゃっておられました。住み慣れていないところに突然入所された利用者に少しでも安心してもらえるような対応が、介護福祉士には必要になってくると思いました。
将来、就職してからは、目標を持ちながら働きたいと思います。就職先を決める際に、たくさんの葛藤が生まれると思います。家族や先生方に相談し、葛藤を取り除いてから就職することが大切だと感じました。