幼児教育学科1年生の前期に開講している演習科目「音楽T-1」の授業風景を紹介します。
2017(平成29)年4月14日(金)、初回授業では「ピアノ実技についてのアンケート」を実施し、習熟度別にグループ分けをしました。
この授業は、専任教員1名 難波 純子 准教授 と非常勤講師4名の合わせて5名の教員が担当しており、学生一人ひとりの経験に合わせて、保育に必要な音楽の基礎技能を培うことを目標としています。
第2回の4月21日(金)からは、いよいよグループ別に歌唱や器楽(ピアノ)の授業が始まりました。
ピアノ実技について、短大入学時のアンケートでは、初心者と経験者の割合が、毎年ほぼ半分ずつ程度です。
1年次のレッスンでは、「お花がわらった」「小鳥のうた」「こいのぼり」「たなばたさま」など、季節や行事などにまつわる課題曲が毎週あります。こうした、課題曲は授業時間以外での予習・復習が大切です。
授業開始前や放課後には、キーボード室とレッスン室を開放しているので、自習に取り組む学生の姿も多く見られます。
また、この授業ではピアノレッスンやソルフェージュだけでなく、保育の場を想定した「手あそび」や「あそびうた」も取り入れています。
音楽の楽しさにふれながら、学生自身が表現する喜びを体験することで、保育者として子どもの豊かな感性を育んでいけることを願っています。