2017(平成29)年6月12日(月)、幼児教育学科2年生の進路指導の一環として、「就職について先輩と語る会」を行いました。
この会では、本学幼児教育学科を卒業後、幼保連携型認定こども園及び福祉施設に就職して活躍している先輩方をお迎えし、就職活動におけるアドバイスをはじめ、実際の仕事について、それぞれの先輩の生き生きとした日常の経験をもとにお話しいただきました。
お迎えしたのは、写真左から、婦中もなみ保育園(富山市)勤務の茗原あいさん、恵光学園(富山市)勤務の竹島実乃里さん、こばと幼稚園(高岡市)勤務の宮川七海さんの3名です。
3名とも平成26年3月に本学を卒業して、社会人4年目です
【先輩からのアドバイス・経験談】
―これから就職先を考えるにあたって―
■自主実習などで経験を積み、職場の雰囲気を自分の目で見て感じてくることが大切!
■採用試験では、自分の得意なピアノを活かして、園児の前で弾き歌いを行った。幼稚園の先生になるには、「ピアノが得意でないといけない」というイメージがあるが、苦手な先生もたくさんいる。得意なことや苦手なことをお互いカバーし合えるのが、保育現場のよいところなので、あきらめずに挑戦してほしい。
■採用試験のための面接や作文対策は、繰り返し練習することで自信につながる。自分から積極的に短大の先生方にお願いするとよい。
―学生時代にやっておくとよいこと―
■パネルシアターや、ペープサートなど教材をたくさん作っておくと誕生会の出し物などで使える。また、子どもの興味をひきつけるための手づくり教材を用意しておくとよい。
■手あそびや歌などの引き出しを増やしておき、子どもたちの注目を集められるようにしておくとよい。
■実習生の立場だと、とにかく失敗を恐れて、慎重になりすぎる傾向があるが、やってみないとわからないことも多いので、何事にもチャレンジしてほしい。
後半は、1週間後に控えた保育実習に向けての心構えや、就職に至るまでの過程についてなど、学生からの素朴な疑問や質問を先輩方に答えていただく時間を設けました。
講師の3名は、先輩として学生に深い愛情をもって対応してくださり、丁寧に答えていただきました。
2年生にとっては、就職活動の本格始動を目前に不安もあるでしょうが、ここで自分の夢を再確認し、保育者となるための大事な心構えや学びについて考えることができた会になりました。