福祉学科では、介護の知識・技術だけではなく、相談援助やビジネス実務の学びも深めていくことで、福祉分野で幅広く活躍できる人材の育成に取組んでいます。
また、編入学制度を利用することで、4年間という最短期間で介護福祉士と社会福祉士の国家資格をダブル取得することが可能となっています。
そのため、併設校である富山国際大学子ども育成学部と連携し、編入学後に履修する科目の一部を、本学在学中に取得できるようにして、学生の負担を軽減しています。
2017(平成29)年8月10日(木)、前期最後の登校日となったこの日、午後から編入学指導を目的とした「先輩と語る会」を開催しました。
今年の春に福祉学科を卒業して、富山国際大学子ども育成学部へ編入学したばかりの3年生2名にお越しいただき、編入学に興味を持っている1・2年生合わせて8人の学生が参加しました。
まず先輩たちから、編入学試験に向けての準備や心構え、入学後の様子などを話してもらいました。
オープンキャンパスに参加することで学部の雰囲気をつかみ、志望理由に反映させたことや、小論文対策をどうしたかといった話題が、特に関心を集めていたようです。
参加した学生たちは、実習のことや面接での質問内容、大学のゼミについてなど、たくさん質問をしていました。
先輩からは、「社会福祉士がどのような専門職なのかを、きちんと理解しておくこと」「ゼミを選ぶ上で2月の研究発表会に出ておくことが大切」などのアドバイスをいただきました。
福祉学科では編入学をめざす学生のために、編入学説明会や「先輩と語る会」のほか、富山国際大学子ども育成学部による福祉学科単独での編入学説明会などを行っています。
また、編入学後もゼミの選択の相談、大学4年次には地元での就職相談も行いながら、手厚いバックアップを行うなど、きめ細やかなサポートを行っています。