2018(平成30)年1月19日(金)、経営情報学科1年生を対象に進路ガイダンス「特別授業」を開催しました。講師に株式会社K-DIC代表取締役社長 黒田保光氏をお招きし、黒田社長の経歴や考え方、そして目標を持つことの大切さについて熱くお話いただきました。
今回の講演会は、これから本格化する就職活動や編入学に向けた活動に向けて、「何故働くのか」を学生たちが再考することを目的としています。
黒田社長の講演の中では、プロ野球で活躍するイチロー選手の小学生時代の作文が紹介され、「夢が近づいてくると目的が変化する」ことや、何度も転職を繰り返し、自信をなくした女性がスーパーのレジ打ちの達人になり、仕事の本質に出会えたといいた事例も紹介していただきました。
参加した1年生は、心に響いた言葉が出るたびに大きく頷き、また熱心にメモを取っていました。
また講演の最後には、学生たちから黒田社長に対して、「社長は社長になる夢があったと聞きましたが、今の夢は何ですか?」「多くの海外で学んだとありましたが、私たちが見ておくべき国はどこでしょうか」など、多くの質問があり、一つひとつの質問に対して丁寧に答えていただきました。
今回の講演会で黒田社長は、「利益を上げることを中心に仕事をしていても業績は上がらない。お客様のために今自分が出来ることを一生懸命頑張っていたら、自然に利益が上がった」とお話いただきました。働くうえでは、「自分の為ではなく相手への心配り」が大切であるということを学生たちも理解できたのではないかと思います。
お客様の為に働ける環境が整っているかどうかを自身の目で見極め、これから始まる就職活動に望んでほしいとお話いただきました。