2018(平成30)年7月25日(水)、A館1階プレゼンテーション・スタジオで1年生の平成30年度「教養演習」発表会を開催しました。
「教養演習」は、福祉学科1年生を対象とした授業科目で、自発的・主体的に学習することの意義を理解し、「読む」「読み取る」「考える」「書く」「意見を出す」「調べる」という能力を高めることを狙いとしています。
ゼミクラス方式による少人数でのアクティブラーニングで行い、新聞記事やレポートを用いて、プレゼンテーション能力を身につけます。
また、1年次後期から2年次前期の期間に、福祉分野に関するテーマを深く研究する授業科目「総合的研究」へと繋がります。
発表会は「教養演習」の集大成として実施し、学生たちはグループごとにプレゼンテーションを行いました。
【発表テーマ】
グループ1:「人は中身か外見か」
グループ2:「高齢者施設のおやつをつくろう」
グループ3:「バリアフリーとユニバーサルデザイン」
グループ4:「介護が必要な高齢者と旅行」
グループ5:「未来の介護ロボット」
グループ6:「放課後等デイサービス」
グループ7:「パラリンピックと障害者スポーツ」
【学生の感想】
・他のグループの発表を見て、目的から考察も具体的にまとめられており興味深かったです。
・自分たちのグループ一人ひとりの考え方を集約して、役割分担もうまくできたので、満足した発表ができました。
・関心のあるテーマで取り組むことができたので、とても楽しかったです。総合的研究での取り組みも、とても楽しみになりました。
・あまり緊張をしませんでしたが、ずっと下を向いて話してしまったことが反省点です。次の発表時には、気をつけたいです。
・他のグループの発表を見て、考え方やスライドの見せ方などに感心しました。着目点が自分とは違う発表も多くあり、とても刺激を受けました。総合的研究では、いろんな発想をしていきたいと思いました。
・他のグループの発表には、自分たちの班には無い良さがたくさんありました。総合的研究に生かせるように今日のことを振り返ろうと思います。
各グループの発表終了後には、教員が講評を行い、良かった点を挙げるとともにアドバイスも送りをました。
1年生は、入学してようやく4か月が経過しようとしています。
学習成果であるプレゼンテーションを見て、まだ入学して間もないと思っていた学生たちの成長を実感できる時間となりました。