2018(平成30)年9月10日(月)〜12日(水)の3日間、経営情報学科2年生の学外研修を実施しました。
1日目は3台のバスに分乗し、事前に選択した3つの企業の製造工場を見学し、説明員の方から話を聞きながら量産工程を肌で感じていました。
(株)SUBARU 矢島工場
写真撮影禁止のため画像はありませんが、学生たちは「製造工程で稼働している大量のロボットに感動しました!」という感想を述べていました。
材料などを載せた、たくさんのトラックの列は、まさに経営学で学んだ「サプライチェーン・マネジメント」そのものでした。
(株)明治 坂戸工場
こちらも製造工程の写真撮影は禁止でした。
見学の場所によっては、お菓子の美味しそうな香りが漂う中、学生たちは説明いただいた社員の方の説明を真剣に聞いていました。
江崎グリコ(株) グリコピア・イースト
商品の製造に関する紹介だけでなく、昭和初期に設置されていた「映画付きグリコ自動販売機」の説明も聞きました。
なんと、自動販売機に小さなモニターが内蔵されており、お菓子が出てくるまでの約15秒間、8ミリフィルムでチャンバラの白黒映像が流れます。この自動販売機は、特許も取得されていました。
また、グリコといえばお菓子に同梱されている「おまけ」が有名で、大正時代から続いています。
近年では、「食玩」と呼ばれ、とても凝った作りになっていますが、そのルーツともいえるグリコの「おまけ」が陳列され、見学できるようになっていました。
2日目は首都圏でのフィールドワークです。
学生たちは、ディズニーランドやディズニーシー、東京都内の小売店舗などを訪れ、リピーターの心を確実に掴むために行っている企業努力などを体感しました。
多くの人々を魅了するサービスを体験しなければ、ビジネスの本質も頭でしか理解できません。来春、社会にはばたく学生たちにとって、成功している企業のサービスを実際に見られた経験は、将来役立つものと思います。
そして、3日目は横浜税関と東京証券取引所を見学しました。
横浜税関では、主に貿易など輸出入に関連する業務を行っており、テレビ番組の撮影をされている様子も見られました。
続いて、世界3大取引市場の1つである東京証券取引所を訪れました。
いつもはテレビで見ている、マーケットセンターでクルクル回る株価の電光掲示板「ticker」を目の当たりにして、学生たちは感慨深い様子でした。
職員の方から、取引量によって回るスピードが変わるなど、掲示される速度にもしっかり意味があることを教えていただき、学生たちは熱心にメモをとっていました。
また、モニターに「富山短期大学 経営情報学科 歓迎」と表示していただいて、記念撮影を行いました。
関東や首都圏の自動車や食品の製造工場、横浜税関や東京証券取引所の見学をして、今まで学んだ経済・経営などの知識をより深く理解するとともに、現場で働く方々や製造ロボットに接することで、日本を支える企業などを実感することができました。
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2018(平成30)年7月31日(火)から、平成30年度前期末試験が始まりました。
前期末試験は7月31日(火)から8月6日(月)の5日間で、前期に学習した知識やスキルがどの程度定着しているのかを評価するもので、1年生にとっては初めての期末試験です。
「ITリテラシー」は、コンピュータの基本的な知識、操作方法、メンテナンス方法やセキュリティなど、コンピュータを日常的に使用するために必要な基本的な能力を身につけることを目標とする授業科目です。
学生一人ひとりが、自分のノートパソコンを使用して実践的な力を身につけます。
「会計学T」は、初めて簿記や会計を学ぶ学生を対象した授業科目です。初級の会計理論について全体像をつかむことを目的とし、実践に耐えうる「仕訳」の力を身につけていくことで、日商簿記検定3級の合格も目標としています。
試験では、授業でも使用している電卓を使って問題を解いています。
【初めて試験を受けた1年生の様子】
・「昨日、夜遅くまで勉強した甲斐があった」と笑顔の学生
・「難しかった」と渋い顔で教室を出ていく学生
・「今日は徹夜だ」とやる気満々で早々に帰宅する学生
約1年後の就職活動では、企業などに成績証明書を提出することになりますので、学生たちは真剣です。
放課後に友人と復習をしたり、分からないことを先生に質問するなどして試験に備えており、8月6日(月)の試験期間が終わるまでは、しばらく緊張の日々が続きます。
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2018(平成30)年6月20日(水)、経営情報学科1年生を対象に、3、4限目のキャリア支援講座の授業で「身だしなみ講座」を実施しました。
経営情報学科の1年生は、夏休み期間中に10日前後のインターンシップに参加し、働く意義や今後必要になる知識を学び取り、来る就職活動に備えます。
今回の講座では、インターンシップを前に、正しいスーツの着こなし方やインターンシップ・就職活動中のマナーを学ぶことを目的としており、講師に株式会社AOKIの田村 優一様と竹村 美紀様をお招きしました。
男子学生向けの授業では、正しいネクタイの結び方が指導されました。
学生は、「身だしなみが人に影響を与える割合がこんなに大きいとは思わなかったので、細かいところまで気を配り、今後はさらに気を付けていきたいと思います」と頑張っていました。
また、女子学生向けの授業では、社会人として相応しいメイクのポイントを学び、受講した学生たちは熱心にメモを取っていました。
「実際に接客サービスを行っている企業の方から、インターンシップや面接などで注意することを聞くことができ、とてもためになりました。そして、とても楽しかったです。」と、目を輝かせていました。
「実際に話を聞いて、正しいと思っていたことが違っていたもあったので、とても勉強になりました。これからのインターンシップや就職活動では、習ったことをしっかりと復習して臨みたいです。」という声も聞かれ、今回の授業をきっかけに学生たちは心構えを変えた様子でした。
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2018(平成30)年5月24日(木)〜25日(金)の2日間、1年生が石川県内で学外研修を実施しました。石川県内の企業見学や伝統工芸の体験をとおして社会見識を深めるとともに、学生同士、また、教員との親睦を深めることができました。
1日目はゼミごとに3台のバスに分乗し、事前に選択した3コース(@小松精練株式会社、Aジェイ・バス株式会社、B航空自衛隊小松基地)に向けて出発しました。各施設では説明された内容を熱心にメモする姿が見られました。
ゆのくにの森で合流し、昼食後は伝統工芸(輪島塗、友禅染、和紙、九谷焼)の体験学習を行いました。自分で作った作品は世界にひとつしかないオリジナルなおみやげとなりました。
2日目は伝統工芸(金箔貼り)の体験学習を行いました。説明員の方からお話しを聞いた後、工房を直に見学することで、卓越した職人の技術をより一層理解することができました。
昼食後は金沢市内を自由に散策しました。夏を思わせる暑さの中、美術館や古書店に寄ったグループもありました。今回の研修を通じて培ったチームワークや知識、体験が今後の社会生活の中で生きてくることと思います。
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経営情報学科1年生は、学生が企業等で短期的な就業体験をする「インターンシップ」に積極的に参加しています。
インターンシップへの参加によって、早い時期からで就業に関する意識を高めるとともに、社会人としての常識・マナーを身につけ、仕事のやりがいを体感することにで、人間としての成長を促すだけでなく、就職活動を有利に進めることもできます。
今年度も、さまざまな企業や団体等にご協力いただいてインターンシップを企画しており、今年の1年生たちも、社会人になるための貴重な経験の場であるインターンシップに向けて入念な準備を開始しています。
2018(平成30)年5月19日(土)、とやま自遊館ホールで「夏のインターンシップ説明会」(主催:富山労働局・富山県・ヤングジョブとやま 共催:富山県インターンシップ推進センター)が開催されました。
経営情報学科の1年生全員が参加し、学生たちは関心のある企業のブースに着席して、会社説明やどのような就業体験ができるかなどの説明を受けました。
学生たちは、真剣に企業・団体の方から説明を聞きながら、ノートに重要な情報を記入していました。
「私、もう行きたい企業が見つかりました!」と嬉しそうにしている学生、「色々と体験してみたいから、もっとたくさんの企業から話を聞きます!」と足早に企業ブースを回る学生などが見られました。
服装やカバンだけでなく意識も就職活動さながらの様子で、入学して間もない学生たちも、着実に成長を遂げています。
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