2009(平成21)年10月27日(火)に、富山市民プラザ アンサンブルホールにおいて、「ICT時代の人材育成とキー・コンピテンシー」をテーマとして、富山短期大学経営情報学科開設10周年記念セミナーを開催しました。
当日は、学生のほか一般市民の方々も含め、約250名の参加があり、特別講演・基調講演・パネルディスカッションのお話に熱心に耳を傾けていました。
当日のプログラムは、以下のとおりです。
T.
開会 13:20
理事長・学長あいさつ
学校法人富山国際学園理事長・富山短期大学長 金岡 祐一
U.
第1部 特別講演 13:30〜14:30
講師
株式会社インテック代表取締役社長 金岡 克己氏
講演テーマ
ICT時代の人材育成
講演要旨(当日配布パンフレットより転載)
ICTとは"Information and Communication Technology"の略語であり、一般には「情報通信技術」と訳されています。現代社会における産業、生活のインフラストラクチュアーとして重要な役割を果たしているといえましょう。
インテックは昭和39年(1964年)1月の創業以来、「いつでも、どこでも、誰でもがコンピュータ・パワーを利用できる」という"Computer Utility"の実現を目指して事業を営み、全国的に事業所を展開してきました。
情報サービス産業において最も大切なもの、それは人材です。当社の発展を支えてきたのは、インテックカレッジと呼ばれる独自の研修体系であり、新入社員から管理職までの階層別研修や技術・営業・事務などの職種別研修、さらにはグループ討論やロールプレイングによる問題解決の実践研修などが含まれています。
ICT時代に求められる人材とは、一人ひとりの自己実現の欲求と社会からの要請との間のバランス感覚に優れた人、すなわち、よき社会人ではないかと思います。インテックはICTを活用する数多くの事業を行っています。また、全国に拠点、お客さまを持つという多様性に満ちた存在です。これからも特色ある社員をバランスよく採用し、社員の成長をとおして、社会の発展に貢献していくことを考えています。
第2部 基調講演 14:40〜15:10
講師
富山大学人間発達科学部教授 山西 潤一氏
講演テーマ
ICT時代に求められるキー・コンピテンシー
講演要旨(当日配布パンフレットより転載)
21世紀は、ICT時代であるとともに、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤となる、いわゆる「知識基盤社会」(knowledge-based society)の時代であると言われています。このような時代に求められるキー・コンピテンシーとして、学校教育では「情報活用の実践力」「情報の科学的理解」「情報社会に参画する態度」の育成を目的とした「情報教育」や「確かな学力」「豊かな人間性」「健康と体力」の3つの要素からなる「生きる力」の重要性が謳われました。ICTをうまく活用する知識や技術のみならず、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び自ら考え、主体的に判断し行動し、よりよく問題を解決する力が求められているのです。自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの「豊かな人間性」も、世代や人種を超えた共生・協調が進む時代の中で、ますます求められるものです。
これら次代を生きるための基本的な資質は、なにも子どもたちだけに限ったものではありません。変化の激しい社会を、自立した一人の人間として力強く生きていく、私たち大人にも不可欠な能力なのです。学校にあっても、企業や社会にあっても、継続的に学び続ける自己教育力が必要です。
ICTに支えられた知識基盤社会を、元気で豊かに生き抜く知恵を皆で共有したいと思います。
第3部 パネルディスカッション 15:20〜16:20
討論テーマ
人材育成と短期大学教育について
パネリスト
佐藤 登氏 (社団法人富山県経営者協会専務理事)
清澤 聡氏 (コーセル株式会社総務部長)
石原 大三氏(富山県立高岡商業高等学校校長)
アドバイザー
山西 潤一氏(富山大学人間発達科学部教授)
コーディネーター
丸山 一彦(富山短期大学経営情報学科教授)
V.
閉会 16:20
学科長あいさつ
富山短期大学経営情報学科長 大崎 佑一
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2009(平成21)年10月21日(水)より、2010(平成22)年度推薦入試等の出願を受付けています。
出願期間:2009(平成21)年10月21日(水)〜11月6日(金)
・推薦入試(公募制、指定校制、併設校制)
・専攻科食物栄養専攻(第2次)
2009(平成21)年10月30日(金) 17:00現在の出願状況をお知らせします。
左のアイコンをクリックしてPDFファイルをご覧ください。
推薦・専攻科入試の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
●次回は、11月2日(月)18:30頃更新の予定です。
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マッサージ風景 その1
2009(平成21)年10月24日(土)、2年生2名と1年生3名が志貴野ホームで行われた「志貴野ホーム祭」に、ボランティア活動の一環として、ハンドマッサージとアロマを用いた手浴を行いました。
1年生は初のボランティア活動三人組、2年生も障害者施設での取り組みは初めてのため、緊張感いっぱいでの参加でした。
ハンドマッサージは、利用者の方だけでなく、家族や地域住民の方など、約90人の方に行い、大盛況でした。
マッサージ風景 その2
マッサージ風景 その3
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平成21年度福祉人材確保関係取組事業の一環(富山県の委託事業)として、潜在的有資格者就業支援研修を以下の日程で開催いたします。
この事業は、介護福祉士等の資格を持ちながら就業していない潜在的有資格者の再就業のための研修であり、介護職員の人材確保につなぐことを目的としています。
本学卒業生の方で、現在介護職に就いていない方、または介護職への再就職を考えていらっしゃる方は、ぜひ、ご参加ください。
■高岡地区
(1)日 時 平成21年11月28日(土) 9:00〜16:30
(2)会 場 高岡市ふれあい福祉センター
(3)申込締切 11月20日(金)
■富山地区
(1)日 時 平成21年12月5日(土) 9:00〜16:30
(2)会 場 富山県総合福祉会館(サンシップとやま)
(3)申込締切 11月20日(金)
詳細は、左のアイコンをクリックし、
PDFファイルでご確認ください。
【お申し込み・お問い合わせ先】
富山短期大学 福祉学科まで FAX または E-mailにて
F A X : 076-434-5294
E-mail : fukushi@">
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2009(平成21)年10月17日(土)、大学祭初日に、専攻科食物栄養専攻1年生17名全員による特別研究中間発表会を開催しました。この発表会は、専攻科発足以来、毎年開催しています。
特別研究とは専攻科の卒業研究のことで、1年生が4月の入学直後から取組んでいるものです。今回の中間発表会は、研究テーマの具体的な内容、進捗状況、今後の研究計画について発表し、質疑に答えることで、今後の研究の方向性を確認し必要な検討を加えることが目的です。
学生は、指導教員の見守る中、準備したパネルの研究要旨やグラフを用いて、やや緊張しながらも、熱心に研究発表を行いました。
学生は、夏休みも実験を行うなど、研究に励んでおり、今後の研究の成果が期待されます。
![]() 発表風景(1) ![]() 発表風景(2) |
![]() 発表風景(3) ![]() 発表風景(4) |
1年生17名の発表テーマは、以下のとおりです。一つのテーマで複数の学生が発表したものもあります。
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