2012(平成24)年7月14日(土)の午後、オープンキャンパス・パートUを開催しました。幼児教育学科の「学科紹介」「体験・学習コーナー」「談話室」には、約100名の高校生・保護者の方々が来場されました。当日は、4つの部門に分かれて体験学習を実施しました。
【体験・学習コーナー】
1. 器楽演奏、手遊び歌の実演・体験
在学生による器楽演奏の後、保育の現場で役立つ子どもの歌や手遊び歌の実演を行いました。50名を越える高校生の方々が楽しく参加され、大盛況でした。
2. ロールプレイ、からだを使った遊び体験
「臨床心理学」の入門的な講義の後、ロールプレイ(役割演技)で在学生が保育者、子ども、親などの役割を務め、いろいろな場面を演じました。「ロールプレイが面白かった」「興味深かったし、上手だった」「たくさんの事例を見ることで、さまざまな立場から、子どもの気持ちを考えることができるのは、すごいと思った」などの感想が聞かれました。
「からだを使った遊び体験」では、手遊びやリズム遊びの他、オセロゲームを交えたトークもあり、大勢の方々が参加されました。「オセロゲームが楽しかった」「体を動かすことができてよかった」と好評でした。
3. 造形、図画工作等の作品展示と製作体験
今回は、オリジナルのバースデーカードを作る体験コーナーを設けました。とても盛況で、先生や在学生からアドバイスを受けた参加者もいました。また、「保育内容(造形)」の授業で制作した在学生の作品も数多く展示しました。
4. 赤ちゃん人形にふれてみよう
参加者は、等身大の赤ちゃん人形を使って赤ちゃんの抱っこ、おんぶ、着替えなどにチャレンジしました。このコーナーでは、絵本の読み聞かせも行いました。
赤ちゃん人形にふれてみよう
模擬保育スペースでの絵本の読み聞かせ
この他、幼児教育学科の2年間の学びの成果を作品展示やビデオで紹介する「展示コーナー」、付属みどり野幼稚園の園舎や園庭など、子どもたちの生活の場を紹介する「幼稚園見学」も好評でした。また、「幼教談話室」では、参加した高校生と在学生の間で話がはずみました。
在学生との懇談コーナー
【本学科の催しに参加された方々のアンケート回答】
・1回目とは違う内容で模擬授業や学科説明が受けられてよかったです。在学生の方々がとても親切に接してくださいました。
・とても楽しかった。全部まわれて、全てすごくおもしろくて充実していました。
・先生や学生の方々に優しく接していただいたし、説明もわかりやすく、気楽に参加できるところがよかったです。
・いろんな体験ができて楽しかった。楽しい授業がたくさんあって、楽しい日々を過ごせそうだと思いました。ぜひ入学したいです。
次回は、8月26日(日)13:30から、オープンキャンパス・パートVを開催します。
幼児教育学科では、「身近な素材を使った、おもちゃ作り」「音楽劇」「学生有志によるステージ発表」など、今回とは違った楽しい企画を用意しています。大勢の方々の参加をお待ちしています。
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わくわく田んぼ
2012(平成24)年7月19日(木)、幼児教育学科2年生が授業「保育内容(環境)」の一環で、富山市ファミリーパークの「わくわく田んぼ」に出かけました。
学生たちは、事前の授業でどのような遊びが展開できるのかをチーム毎に考えて当日に臨みました。
手押し相撲、ビーチボールバレー、ビーチボールサッカー、ビーチ(田んぼ)フラッグ、宝さがし、鬼ごっこ、かけっこ、バドミントンなどを体験しました。
手押し相撲
浮き輪にのって
バレーボール
田んぼへダイブ!!
田んぼという環境へのふさわしいかかわり方や、子どもにとっての泥遊びの意味など、遊びを通して幼児が発達していく姿を様々な側面から総合的にとらえ、屋外の環境構成と保育内容について学んだひとときとなりました。
泥んこでも平気!
おひげが生えちゃった
Tシャツも顔もキャンバスに
友達にタッチして戻ってくる「かり友リレー」
【参加した学生の感想】
・はじめは、ぬるぬるして気持ち悪く抵抗があったが、遊びを通して泥と触れ合いはじめると、泥の感触が面白いし、今までに経験したことがない感覚を味わった。
・一度、汚れてしまうと、勢いがついて解放感に浸り、遊びが盛り上がった。
・他の友達の姿を見て、「もっとやってやろう!」という気になった。
・自然の中で、思う存分に身体を動かして遊ぶことや、「汚れても大丈夫」という体験を、ぜひ、子どもたちにもしてほしいと思った。
担当者の方と男子学生
【ファミリーパーク担当者の方より】
「富山短大の学生は、とても元気で積極的ですね。皆さん方が考えられた遊びで良いものは、小学生などに紹介していきたいと思います。」
このようなコメントをいただいたのは、しっかりと目的をもって行ったからでしょう。
学生たちは、翌週からの事後学習を通して、自然環境と子どもの関係についてさらに学んでいきます。
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2012(平成24)年7月17日(火)、第13回目のキャリア・デザイン講座を実施しました。
今回は、間もなく始まるインターンシップ(就業体験) と会社訪問の対策として、基本的なマナーを学ぶ「ビジネスマナー講座」を行いました。「インターンシップ事前指導」にも位置づけられた今回は、改めてインターンシップに参加する目的意識を確認しました。
1年生の約9割が参加する今夏のインターンシップですが、学生たちはどのような意識をもって参加するのでしょうか。
インターンシップに参加するメリットの一つは、直接職場の雰囲気を肌で感じ、その企業の社員の方々から助言(フィードバック)をいただけることにあります。
そのためには、社会人として最低限求められる「ルール」や「マナー」を習得していなければなりません。
これまで前期の講座では挨拶や、名刺交換、そして身だしなみ を学んできました。
この半年間の学びを、どこまで実践で活かせるでしょうか。インターンシップの準備を通して、就職活動と社会人としての準備がいよいよ始まりました。
<関連記事>
第12回 キャリア・デザイン 〜コミュニケーション上手は聞き上手〜
第11回 キャリア・デザイン 〜職業研究の発表〜
第10回 キャリア・デザイン 〜適性のある職種を調べよう〜
第9回 キャリア・デザイン 〜自分の価値観を知る〜
第8回 キャリア・デザイン 〜他者と比較していませんか?〜
第7回 キャリア・デザイン 〜県内企業を知ろう〜
第6回 キャリア・デザイン 〜自己理解を深めよう〜
第5回 キャリア・デザイン 〜1/20,000を探そう〜
第4回 キャリア・デザイン 〜ストレスと向き合おう〜
第3回 キャリア・デザイン 〜集団の中の自分を探そう〜
第2回 キャリア・デザイン 〜「自律」した社会人をめざそう〜
第1回 キャリア・デザイン 〜将来の自分を考えよう〜
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■富山短期大学へようこそ
2012(平成24)年7月19日(木)、龍谷富山高等学校の2年生45名と教員1名が、本学を訪問されました。
入試広報課 大丸課長が、短期大学の特長、本学での「学び」や「学生生活」などについて説明しました。
来学された皆さんは、熱心にメモを取りながら説明を聴いていました。
その後、「あなたはリーダー向き? 〜適性診断&リーダーの役割を知ろう〜」というテーマで、経営情報学科の寺本講師が模擬授業を行いました。
1枚の絵から物語を考えてもらい、その物語の内容からリーダーの資質を確かめる手法や、漫画「ドラえもん」に見るリーダーが発揮するパワーについての考察などを講義しました。
■参加者の感想
・絵を見てストーリーを考えることで、リーダー適性が分かるという模擬授業が楽しかった。
・ドラえもんの中でパワーが表現されているというのは、意外でおどろきました。
・社会に出る中で、リーダーとしての特性があるかを知ることはとても大切だと思うので、模擬授業を受けることができてよかったです。
・全体的に就職決定率が高く、福祉学科も100%だったので、福祉学科の模擬授業も受けてみたいです。
■トミタンと記念撮影
トミタンといっしょ1
トミタンといっしょ2
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2012(平成24)年7月11日(水)、保育実習U(保育所3歳以上児実習)、V(施設実習)の実習報告会を開催しました。
この報告会は、幼児教育学科の1、 2年生が地域別の16グループに分かれ、実習を終えたばかりの2年生から、これから外部での実習を経験する1年生に対して、体験談や経験に基づくアドバイスするという形式で行いました。
「スケッチブックがあるだけで、子ども達は集中してくれるよ」(射水地区)
「施設では、コミュニケーションをとるのに工夫が必要だよ」(高岡地区)
時には、先生も話の輪に加わって・・・(魚津地区)
どのグループも、時間のたつのも忘れて・・・(滑川地区、黒部地区、他)
当日は、各会場で多岐に渡る内容のアドバイスやコメントがありました。ここでは、その一部を紹介します。
・園の先生方だけでなく、保護者にもあいさつをする。「ご苦労さま」ではなく、「お疲れさまです」と言うようにする。
・子どもが関わってくるのを待つのではなく、自分から子どもに関わっていくことが大切である。
・手遊びは、一つのアイディアを、いろいろアレンジできる。例えば、ピカチュウはポッチャマにもできる。
・アレルギーのある子については、最初に聞いておく必要がある。違う色の皿を使っていたりする。
・施設での実習は楽しい。やり切った時が、一番達成感がある。
・何も言われないと、これでいいのかなと不安になるけれど、自分がやったことを褒められると、とてもうれしい。
1年生は、今後の実習に活かそうと、メモや質問をして、先輩の話に真剣に耳を傾けていました。
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