2013(平成25)年5月28日(火)、食物栄養学科2年生が金沢へ日帰り研究旅行に行きました。
本研修旅行は、普段の学生生活を送る短大を離れ、日頃味わう機会の少ない料理をいただくなどして、食に関する見聞を深めることを目的にするものです。
まずは、石川県観光物産館で、和菓子作りに挑戦しました。老舗和菓子の職人から季節感あふれる上生菓子のつくり方を親切・丁寧に教えていただき、学生たちは職人の見事な手さばきを見習いながら、数種類の和菓子を作りました。なかなかの出来栄えに、学生たちは満足している様子でした。
出来上がった和菓子
次は、加賀百万石の迎賓館、250年の歴史のある「つば甚」での加賀料理研修です。
200畳もの大広間で、女将から和室での所作や和食のマナーについて学びながら、治部煮など懐石料理を堪能しました。緊張しながらも一流の料理とおもてなしを経験できたことで、たいへん有意義な研修となりました。
つば甚の美味しい食事
最後に21世紀美術館で自由行動の時間を設けました。世界の「現在(いま)」を表現する美術表現を網羅し、未来の文化創造への橋渡しを担う美術館で、学生たちは刺激を受けた様子でした。
今回の研修旅行で、古き伝統の金沢と新世代の金沢の両方を堪能した一日でした。
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紅白玉入れの玉を製作中
2年生の「図画工作U」(中山里美 講師 担当)では、幅広い創作活動を通して、より個性的で豊かな感性を磨き、表現の楽しさや喜びを味わいながら、幼児の豊かな造形表現を導くことをめざしています。
授業の第4〜5週目にあたる、2013(平成25)年5月8日(水)から5月22日(水)にかけて、4月から製作に取り組んできた「壁面装飾」の展示と鑑賞を行いました。
たなばたの彦星はクマにしたよ!
手型をひまわりの花びらにしよう!
ボンドをうすーくのばしています
アングルを変えて高い目線で見てみよう!
グループごとに協力して、完成した作品を効果的に壁面に飾る方法も学びます。
ピクチャーレールを使って飾ります
ヤッター!完成!!
協力しあって効果的に飾ります
そっちが上がってるよ!
完成した他のグループの作品をじっくり鑑賞することによって、それぞれ創意工夫されたポイントに気づき、そこから新たに学び合います。
これらの作品は、E館5階の講義室前の壁面に展示しています。オープンキャンパスなどで本学へお越しの際には、是非ご覧ください。
【作品コンセプト、工夫した点】
■春:入園したばかりで不安な子どもの気持ちが明るくなるように、色合いを考えたり、立体感が出るようにした。
■夏:夏の思い出を絵本仕立てにして、子どもが振り返っている様子をあらわした。「夏祭り」と「海水浴」を表現した。魚が跳ねている様子や、スイカが割れる仕掛けを作った。
■秋:いも掘りの場面で、つるを迷路のようにして、子どもたちが遊べるようにした。いもは立体感を出し、フェルトや画用紙などの感触も楽しめるよう、素材を選んだ。
■冬:雪合戦、クリスマス、羽根つき、豆まきなど、冬の代表的な行事や遊びを1枚ずつのカルタで表現した。
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先輩の経験談
2013(平成25)年5月22日(水)、2年生の進路指導の一環として、就職について「先輩と語る会」を行いました。
この会では、本学幼児教育学科を卒業後、県内保育所、幼稚園及び福祉施設に就職し活躍している先輩方をお迎えし、就職活動におけるアドバイスをはじめ、実際の仕事について、それぞれの先輩の経験をもとにお話しいただきました。
卒業生の皆さん
お迎えしたのは、写真左から、こども発達支援センター富山市恵光学園勤務の石川愛さん、同朋幼稚園(滑川市)勤務の岩城愛さん、上庄保育園(氷見市)勤務の村上蘭さんの3名です。
同朋幼稚園 岩城 愛さん
後半は、学生からの素朴な疑問や質問を先輩方に答えていただく時間をたっぷり設けました。
「就職に至るまでの過程はどのようなものだったか」、「現在の職場を選んだきっかけは何か」、「学生時代から人前で話すのが得意だったのか」、「子どもたちに人気の手遊びなどを教えてほしい」、「職場の雰囲気はどんな感じか」、「園で力を入れていることは何か」
などの質問が活発に飛び出しました。
上庄保育園 村上 蘭さん
恵光学園 石川 愛さん
講師の皆さんは、先輩として学生に深い愛情をもって対応してくださり、丁寧に答えていただきました。
参加した学生からは、
「先輩方の保育や療育に対する熱い思いが伝わってきて、話に引き込まれ感動した」、「先輩に質問することができ、就職先を考える上でとても参考になった」
という声が聞かれました。
2年生は、就職活動の本格始動を目前に不安もあるでしょうが、ここで自分の夢を再確認し、保育者となるための大事な心構えや学びについて考えることができた会になりました。
丁寧に質問に回答する先輩
質問する学生
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2013(平成25)年5月18日(土)、食物栄養学科2年生を対象に委託給食会社の合同就職説明会を開催しました。
委託給食会社とは、病院、福祉施設、事業所などから委託されて給食を提供する企業のことで、最近は、栄養士として勤務する半数以上が委託給食会社に就職しています。
今年の就職説明会には、日本海給食(株)、(株)メフォス、日清医療食品(株)3社の人事担当者にお越しいただき、各社の概要、具体的な仕事内容、勤務条件、入社後の研修制度などきめ細かく説明していただきました。
学生たちは会社のパンフレットを確認しながら、真剣に説明を聞いていました。
平成24年度卒業生も就職率100%を達成できました。
採用いただきました企業等の方々に深くお礼申し上げます。
♪学生の感想♪
・それぞれの会社の特徴と魅力がよくわかった。自分に合った就職先を見つけて一生懸命頑張りたいと思った。
・具体的な事業所先や勤務内容、採用内容などが詳しく分かった。
・直営と委託のどちらが良いのか迷っていたが、委託給食会社の仕事に興味を持つ機会となった。
・今学んでいる授業がすべて大切であること、また、栄養士の仕事は誰もが生きるために必要な「食事」に携わるやりがいのある仕事だということを再認識することができた。
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幼児教育学科2年生の前・後期に開講している演習科目「音楽U」の授業風景を紹介します。
武岡 真知子 教授
この科目では、豊かな音楽表現をめざして、多様な表現活動に取り組むとともに、子どもの音楽指導の内容や方法について理解し、保育者としての音楽的資質を高めることを目標にしています。
授業は、3名の教員が担当しており、前期はグループによる器楽演奏や、習熟度別のピアノレッスン・幼児の歌、指揮法などを、学生一人ひとりの経験に合わせて学習します。
楽器基礎指導では、様々な楽器を使ってグループ演奏を体験し、編曲や演奏法を学ぶことを目的にしています。学生同士で教え合ったり学び合ったりして、音楽的能力を高めていきます。曲目は自分たちで選曲し、特技を生かして演奏しています。
アコーディオンに挑戦!
ドラムを叩けるなんて、ステキ♪
友達同士で教えあって高めていきます
マリンバの奏法も学びます
難波 純子 講師
ピアノレッスン・幼児の歌は、1年次の最初に経験度のアンケート調査を行い、未経験者(初心者)と経験者のコースに分かれて、それぞれ別の教員が担当して演習を進めています。初心者と経験者の割合は、毎年ほぼ半分ずつ程度です。
堀江 英一 非常勤講師(兼担)
ペアで呼吸を合わせて演奏します
人前で弾きながら歌うことに慣れよう!
レッスンでは、例えば「先生とおともだち」「小鳥のうた」「こいのぼり」「たなばたさま」など、季節や行事などにまつわる課題曲が毎週あります。こうした、課題曲は授業時間以外での予習・復習が大切です。
本学には、冷暖房完備の快適なピアノレッスン室やキーボード室を設置していますので、空き時間や放課後などを利用して練習に励む学生の姿が多くみられます。
初心者でも、短大2年間で練習を積み重ねていくことで、子どもたちの前で伴奏しながら歌えるようになります。
保育士・幼稚園教諭をめざしている受験生のみなさん、ぜひ、富山短期大学で楽しく学んでみませんか。
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