2015(平成27)年5月8日(金)、進路指導の一環として、幼児教育学科2年生を対象に「面接指導」を実施しました。
就職活動で重視される面接試験について、マナー、質疑応答等の理解を深めるため、就職支援センターと幼児教育学科で2年生全員を対象として、4〜5人単位の模擬面接を行いました。
面接官にハローワークの方をお招きして、グループ面接形式で、入退室の練習、質問例に対する応答を行いました。
【面接官からのアドバイス】
・質問に対する応答は、まず結論から言い、そこから理由を伝えることで、話がブレにくくなる。
・エピソードは簡潔に話す。
・あせって早口にならないようにする。
・成功体験ばかりではなく、苦労した際にどのようにして乗り越えたのかというエピソードもアピールになる。
・面接官の質問の意図を理解し、的確に答える。
・「たくさんのことを学んだ」という答え方ではなく、相手がイメージしやすいように、具体的なエピソードを盛り込むと、説得力がアップする。
・グループ面接では、自分が話していない時も見られているので、油断したりソワソワしたりせず、他の人の話も聴いておくようにする。
・ドアの開閉や礼をする際は、言葉と動作を別々にわけ、1回に1つの動作を心がける。
・自信がなくなると声が小さくなってしまいがちなので、ハキハキと答えられるようにする。
・1つひとつの答えにもっと自己アピールを入れ、短大生活で学んだことや、趣味・特技などが「保育」という仕事にどう活かしていくことができるのかプラスαのところまで伝えられるようにする。
面接試験は、自己アピールの絶好の機会であることを知り、学生たちは、自分のことを他人に理解してもらえるよう、もっと自己鍛錬していく必要性を感じたようです。
このように、幼児教育学科と、就職支援センターが連携し、学生が希望する進路へ進むことができるよう、きめ細かいキャリア支援教育を行っています。
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富山短期大学地域連携センターでは、昨年に続きボランティアパスポートを作成しました。昨年はボランティア活動に参加した学生が積極的にパスポートを利用してくれていました。
今年度は、各学科、図書館、学生ホールにもスタンプを設置し、昨年より使用がしやすくなりました。
食物栄養学科・専攻科
これからも、【Webボランティア手帳での検索!】、そして【ボランティアパスポートでの記録!】
学生たちの活動をサポートしていきたいと思います。
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ボランティアパスポートとスタンプを作成しました
ボランティアパスポートとスタンプを学生たちが活用しています!
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子どものつぶやきに耳を傾けます
2015(平成27)年5月7日(木)から、幼児教育学科1年生が初めての実習を付属みどり野幼稚園でスタートしました。
本実習は、「教育実習T」の授業科目で、付属幼稚園との連携協力に基づく指導を通して、幼児の発達の特徴、幼稚園教育、教師の役割などを学ぶものです。
まずは観察実習を通して、子どもへの理解を深めることから始めます。
第1日目は、実習生としてどのように臨めば良いのか、不安と緊張でいっぱいの学生たちです。
子どもの遊ぶ姿を観察します
このような観察実習を4回実施し、その後は参加実習へとつなげていきます。参加実習では保育に参加しながら子どもとかかわっていき、子どもの姿をより深く理解できるように努めます。
1年生の早い時期から、キャンパス内の付属幼稚園で実習することができるということは、定期的に子どもたちとふれあうことのできる環境が整っており、学習意欲をさらに高めてくれる要因の1つとなっています。
短大に戻り、実習日誌を仕上げます
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2015(平成27)年4月21日(火)から22日(金)にかけて、福祉学科1、2年生合同の学外研修を実施しました。
この研修は、学科開設時から続く伝統行事であり、毎年この時期に新入生のオリエンテーションの一環として、また年度初めの親睦交流を兼ねて行っているもので、学科の学生と教員が全員参加しています。
今回は初めて、石川県金沢市で開催しました。
この日のために2年生は、昨年度から実行委員会を立ち上げて準備を進め、新入生に楽しく、また安心して大学生活をスタートしてもらえるよう、趣向を凝らしたプログラムを用意してきました。
小さな集落になっていて、「施設見学」というより、「町内散歩」でした。
施設見学
1日目はまず、総合福祉施設シェア金沢の見学に向かいました。 施設には、サービス付き高齢者向け住宅、高齢者デイサービス、訪問介護ステーションなどの高齢者向けの施設・事業所に加え、障害をもつ子どもたちのための児童入所施設、そして大学生向けの住宅があります。多世代が交流し、地域コミュニティを形成することのできるユニークな施設になっていました。
一つのコミュニティとして小さな町のようになっているので、施設見学というよりは街中の案内をしていただいたくような見学となりました。お昼ご飯は、施設内のレストランで就労支援のみなさんの作った幕の内弁当をいただきました。
施設内のギャラリーで、施設の沿革や特徴を説明していただきました。
自己紹介で学年を超えて一気に和やかムードに
交流プログラム
宿泊先となる金沢市辰口のホテルに着き、開会式や交流プログラムを催しました。
まず、1年生同士の自己紹介・アイスブレーキングから始まりました。次に1、2年生混合のグループに分かれ、お互いに自己紹介をしてから、2年生が1年生からの質問に答えながら、学生生活を送る上でのアドバイスをしました。学年の枠を超えて、和気あいあいとした時間を過ごしていました。
その後は、グループ対抗でのゲームでさらに交流を深めました。
学年の違いを忘れて対戦
和気あいあいと交流を深めました
食事中も歓談を楽しみました
新入生歓迎会
ボリューム満点の夕食後には、2年生による新入生歓迎会とビンゴゲームを催しました。
2年生が作成したドラマの予告編仕立ての学科生活紹介ビデオを観た後、GP活動 (学生主体のボランティア活動)の紹介を行いました。また、ダンスや漫談などを披露し、新たな仲間となった1年生に歓迎の気持ちを表現していました。
教員も、歌と手遊びの交じった全員参加のレクリエーションゲームに加わり、盛り上げに一役買いました。
GP(ボランティア)活動の紹介
レクゲームの風景です
兼六園は外国人観光客で賑わっていました
金沢市内見学
2日目は、金沢市内でグループ散策を行いました。北陸新幹線開通でにぎわう金沢市で、バリアフリーやおもてなしの意識が行き届いた様子を見て回ることを課題としたものです。兼六園をはじめ、21世紀美術館、近江町市場などを見て回りました。さわやかな気候の中で、楽しく4時間の散策を終えることができました。天候に恵まれ、とても思い出に残る2日間になりました。
みんなの仲が一気に深まりました
大学生活の弾みとなった二日間でした
2年間の短大生活を彩る大きなイベントの一つとして、来年度もまた新たな取り組みで、福祉学科のスタートを盛り上げていきたいと考えています。
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福祉学科2年生は、1年次の「介護計画実習」を2015(平成27)年3月で終了しています。初めて受持ち利用者を担当して情報収集に取り組み、自己課題をどのように達成できたかを検証するとともに、さまざまな利用者に対する生活支援技術の学びを報告集にまとめ、発表しました。
2年生の発表を聞いた1年生は、8月から始まる「基礎実習」に向け、具体的に利用者との関わり方を質問するなど、積極的に意見や感想を述べていました。
■報告会を終えて
<2年生>
・今回の実習では、利用者を受け持ち、全体像を把握することや、利用者の特性に応じた生活支援技術を理解するよう心がけました。利用者との会話から情報収集することの難しさを、改めて感じました。他の人の発表を聞き、日常的な会話を心がけることや、相手に興味を持っていただける質問をすることの大切さに気づきました。
・報告会を終えて一番思ったことは成長です。他の2年生も自分自身も、前回の基礎実習報告会と比べると、利用者理解や技術面において大きく成長できていると思いました。情報収集するにあたって、利用者から拒否の言葉が出たという人もいましたが、利用者の本当の想いを引き出すことの苦労など、情報収集の難しさを改めて思い知りました。
<1年生>
・先輩の話を聞いて、自分にもできるのか不安になりました。利用者さんにストレートに質問して拒否されたりなど、失敗談を聞いてとても怖くなりました。しかし、先輩方は失敗を成功につなげ、前向きに利用者さんと接している様子が伝わってきたのですごいと思いました。
自分の伝えたいことが伝わっていなかったりすると、工夫をして簡潔に質問してみたり、ミキサー食のような形を留めていない食事にも楽しく食べてもらうために説明を加えたり、とても工夫をされたことがわかりました。
また、自分の思い込みで判断するのではなく、きちんとコミュニケーションをとることが大切だと思いました。失敗を恐れず、先輩方のように前向きに利用者さんと接して、次につなげられるような実習をしたいと思います。
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