平成29(2017)年5月17日(水)、教養総合科目「現代社会と人間」の授業の一環として、高岡山瑞龍寺住職 四津谷 道宏氏に「瑞龍寺とは何か」という演題で、ご講義をしていただきました。
高岡山瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺で、平成9(1997)年に山門、仏殿、法堂が建造物として国宝に指定された曹洞宗の名刹です。
四津谷氏は、スライドと配布資料に基づき
・前田家とその縁の人物について
・瑞龍寺建立の歴史、瑞龍寺建立から見える前田家の狙いについて
・禅宗について
・現代の日本人の宗教観について
などについて説明されました。
最後に「瑞龍寺建立に秘められた意味」として、「武家文化を元にしながら、経済、文化を町人文化に繋げ、御車山祭りのようなイベントを行い、瑞龍寺のような象徴的建造物をつくる事によって、高い技術力を持つ職人や商魂たくましい商人に仕事を創出し、高岡の礎を創った。」と締めくくられました。
■学生の感想■
・日本史が苦手です。でも四津谷住職は戦国武将を一人一人声色を変えて物語を話してくださったので、大変わかりやすかったです。(イメージがしやすくて、頭にすっと入ってきました。)
・七堂伽藍などの昔の建築物の強さを感じました。
・北陸新幹線と北国街道がそっくりなルートで驚きました。参勤交代の道が現代の私たちまでつながっていて、おもしろいと思いました。
・瑞龍寺が「国宝」というのは知っていましたが、私が生まれる前(平成9年)に指定されたいうことは初めて知りました。
・金子みすゞさんの「大漁」という詩は以前聞いたことがあったけど、今回改めて悲しくて優しい詩だと思いました。講義で仏の教えについて伺いましたが、他の「いのち」を食して(いただいて)、私たちは生きているのだから「食事」は(作ってくれた方も含めて)感謝して食べなければいけないと思います。
平成29(2017)年の教養総合科目「現代社会と人間」は、平成29(2017)6月7日(水)に全8回の講義を終了予定です。
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■富山短期大学へようこそ
2017(平成29)年5月17日(水)、南砺福野高校福祉科の3年生と教員あわせて30名の皆さんが本学と富山国際大学を訪問されました。
はじめに、入試・広報センターの小比賀課長が本学の概要を説明しました。
本学の特長である学生と教職員の距離が近いことや細かな学生支援についてお話しました。また、短期大学と専門学校との違いについても詳しく説明しました。
その後、福祉学科で昨年度から実施している新しいカリキュラムについて詳しく説明しました。ソーシャルワーク分野や福祉ビジネス分野が加わり、進化した福祉学科での学びについてお話しました。
時折メモを取りながら、熱心に説明を聞いていただいている姿が印象的でした。
また、福祉ビジネス分野の模擬授業を受講していただきました。高校の福祉科で、福祉分野の学びを深めている生徒さんにとって、介護だけではない福祉分野の多様な学びを体験していただけだのではないでしょうか。今後の進路選択の参考にしていただければと思います。
また、富山国際大学の説明を聞いていただいた後、幼稚園から短大・大学までが共通で使用している学生ホールで、学食体験もしていただきました。
【トミタンと記念撮影】
トミタンといっしょ
★6月17日(土)オープンキャンパスパート1開催!皆さんの参加をお待ちしています。
■インフォメーション
本学では、高校生の方はもちろん、保護者の方も対象に、見学会を随時開催しております。
個別申込みのほかに、学校単位でのPTA活動の一環としての施設見学会や学食体験など、さまざまなご要望にもお応えいたします。ぜひ、本学にお越しいただき、自慢の学生と学び舎をご覧いただきたいと思います。
【お問い合わせ先】
富山短期大学入試・広報センター
TEL:076-436-5160 FAX:076-436-0133
E-Mail:nyushi@
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2017(平成29)年5月13日(土)、幼児教育学科1年生が「野鳥観察の日」として富山市の呉羽山一帯の自然散策を行いました。
この催しは、富山県が主催する愛鳥週間行事の一環であり、愛鳥週間が5月10日から始まるのにあわせて、野鳥を中心とした自然に興味を持ち、自然と人間とのかかわりについて体験的に学ぶもので、今年で41年目になります(共催:富山県自然博物園ねいの里)。
学生たちは5班に分かれ、ナチュラリスト(富山県自然解説員)や富山県自然博物園『ねいの里』の職員の方々から、羽の色や鳴き声、飛び方などの特徴を聞きながら、安養坊の八幡社から八ヶ山公園まで、4kmにわたって散策しました。
あいにくの天候となりましたが、道中では森のあちこちから聞こえてくる鳥のさえずりに耳をすませたり、若葉や花のにおいや感触を確かめたりしながら新緑の呉羽山の自然を満喫しました。
この自然とのふれ合いは、いきいきとした環境教育のあり方について考える機会となり、将来、幼児教育に携わる学生達にとって貴重な体験でした。参加者一人ひとりが五感をフルに使って心静かに自然とふれ合う、充実した一日となりました。
幼児教育学科がめざす人材育成の柱の1つである「豊かな感性と子どもへの深い愛情を育む全人教育」として、まさに体験を通しての気づきを重視した課外活動によって、一人ひとりの感性が磨かれたことでしょう。
【参加した学生の感想】
■野鳥を観察するだけでなく、鳥が自然に与える影響や鳥の役割など、自然に関するさまざまなことを学ぶことができた。
■小雨が降っていて地面がぬかるんでいた。大人は歩きづらいなと思うが、子どもはぐちゃぐちゃになった地面を歩くことが楽しいと感じるだろう。雨は嫌だなと思っている自分自身の気持ちを改めていきたいなと感じた。
■山は静かなようで意外といろいろな音を聞くことができる。雨が降っていたので、雨が地面や葉っぱにあたる音、鳥の鳴き声、風に吹かれて枝が揺れ葉っぱがこすれる音、自分が踏みしめる落ち葉の音。山の中は普段人の話し声や車の音、様々な生活音でかき消されている自然の音で溢れていた。
■子どもが自然に興味を抱いた時に共感し合えるような保育者になることができるように、今回の体験を活かしたい。
■ひんやりした空気や柔らかい地面、耳を澄ますと聞こえてくる鳥の声・・・自然の中にいるととても落ち着くのだとあらためて感じることができた。
■今回の経験を活かし、触れると手が腫れたりかぶれたり、食べられない植物には注意して、子どもたちと同じ目線に立ち、自然体験の楽しさや素晴らしさを一緒に感じていきたい。
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2017(平成29)年5月8日(火)、厚生労働省が3月19日(日)に実施した第31回管理栄養士国家試験の合格発表を行いました。
管理栄養士国家試験を本学専攻科からは、16名の学生が受験し、15名が合格しました。合格率は93.8%でした。
参考:
<第31回管理栄養士国家試験の合格状況>
第31回管理栄養士国家試験の結果について(厚生労働省)
全体 受験者者19,472名 合格者10,622名 合格率54.6%
管理栄養士養成課程(新卒) 受験者数9,425名 合格者数8,704名 合格率92.4%
管理栄養士養成課程(既卒) 受験者数1,918名 合格者数353名 合格率18.4%
栄養士養成課程(既卒) 受験者数8,129名 合格者数1,565名 合格率19.3%
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幼児教育学科では、本学を3月に卒業後、就職して1ヶ月半が経った5月中旬から順次、学科教員全員が分担して、前年度卒業生一人ひとりの就職先である、保育所や幼稚園、認定こども園、福祉施設等を訪問しています。
訪問先では、応対してくださる園長先生や、卒業生の上司にあたる保育者などから、卒業生が勤務する様子について伺っています。
また、勤務中の卒業生に、教員から励ましの声をかけたり、保育者として子どもたちに囲まれて働く様子をしばらく観察させていただいたりしています。
しんでん保育園勤務(平成29年3月卒業)
卒業後、久しぶりに学生時代の先生に会えて安堵の表情を見せる人や、突然の訪問にビックリしながらも、嬉しくて駆け寄って来る人、勤務年数を重ねて社会人らしく落ち着きを見せる人などそれぞれですが、短大在学中に結ばれた教員との強い信頼関係が、卒業生にとって、いつまでも心の支えになっているようです。
ちゅうりっぷ保育園勤務(平成29年3月卒業)
ちゅうりっぷ保育園勤務(平成28年3月卒業)
富山短期大学幼児教育学科は、開設50年という長い伝統を有し、近年、卒業生のほとんどが専門職として、保育所・幼稚園・福祉施設に就職しています。
県内の保育所・幼稚園・認定こども園約380園のほとんどで多くの卒業生が活躍しており、就職してからも本学卒業生の先輩・後輩として働ける心強さがあります。
●幼児教育学科の就職状況については、こちらをご覧ください。
あぶらでん保育園勤務(平成29年3月卒業)
あぶらでん保育園勤務(平成26年3月卒業)
知的障害児通園施設で保育士として頑張っています!(平成29年3月卒業)
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