2017(平成29)年10月3日(火)、「教育実習U」の事後報告会を行いました。
この報告会は、「教育実習指導」の授業の一環として、幼児教育学科の専任教員全員が担当しています。
学外の幼稚園で、2017(平成29)年9月7日(木)〜9月28日(木)の期間中、実質10日間の実習を終えた幼児教育学科2年生が、10グループに分かれて実習の内容を振り返り、自己評価をした上で、今後の自己課題の確認をするという形式で行いました。
各グループで、さまざまな学びについて意見が交わされ、時には学生同士で共感しあって、大きく頷く姿もみられました。ここでは、その一部を紹介します。
●実習中、戸惑いや困難を感じたこと
・クラスの活動では、たくさんの人数の子どもたちの興味をひきつけ、まとめることが大変だった。
・異年齢児クラスでの製作活動では、進むペースにバラつきがあり、個々に応じた説明をするのが難しかった。
●実習中、喜びに感じたこと
・自分が立案した活動の際、子どもたちが楽しんで遊ぶ姿を見たり、「面白かった!もっとやりたい!」と言ってくれたりしたこと。
・子どもたちに共感することで、自分の思いが伝わったこと。
・「○○先生、一緒に遊ぼう!」と名前を呼んでくれて、担当クラス以外の子どもたちからもたくさん声をかけてもらえたこと。
・運動会に向けて、うまくいかないことも、最後まであきらめず頑張る子どもの姿や、成長を間近で感じられたこと。
●実習で学んだこと
・保育者間で情報を共有し、個々に合った関わり方を工夫されている姿を見て、連携が大事だと感じた。
・子どもたちと同じ目線で、気持ちに寄り添い、一人一人に合った言葉掛けをすること。
・安心、安全に配慮した環境構成を行うこと。
・活動の切り替えが難しい子どもに対しては、無理に次の活動へ誘いかける前に、子どもの気持ちを第一に考えること。
●反省点、今後の課題、後輩への助言
・子どもと一緒に遊び込むことで距離を縮められることを学んだので、今後は子どもたちが心から「楽しい!」と感じられるような遊びを提案する力を身につけたい。
・ピアノのレパートリーをもっと増やしたい。
・保育日誌の誤字脱字を指摘されたので、記録を書く際には気をつけたい。
・保育者からの指示待ちになってしまっていたので、積極的に行動したい。
・クラス全体の興味をひきつけられるような声のかけ方(トーンや抑揚)を身につけたい。
・何よりも、魅力的な笑顔を忘れないことは大切!
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富山短期大学付属みどり野幼稚園は、2019(平成31)年2月末を完成予定で改築を行います。
つきましては、入札に係る資料を掲載いたしましたので、入札に参加を希望される業者は、所定の様式をダウンロードして必要事項を記載し、期日までに提出願います。
■工事概要
建築面積:鉄骨造一部2階建て 1,241u
工期:2017(平成29)年11月〜2019(平成31)年2月
■契約方法
条件付き一般競争入札
■入札参加資格
「富山市における平成29・30年度の業者名簿(建設工事・建設コンサルタント)市内業者」(平成29年8月1日現在)業種区分「建築」において、業種区分「建築」につき、総合点数が1,200点以上を有する者を代表構成員とする2社からなる特定建設工事共同企業体
■予定価格
事前公表方式
■入札スケジュール等
・入札公告
2017(平成29)年10月5日(木)
・入札参加資格申請
2017(平成29)年10月16日(月)まで
・入札期間
2017(平成29)年11月6日(月)〜11月7日(火)16:00まで
・入札方法
郵便入札
・開札
2017(平成29)年11月7日(火)16:00
■様式等
・条件付き一般競争入札の実施について
・様式第1号(入札参加資格申請書)等
・工事請負契約書(案)
・設計図面(概要版)
・その他
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2017(平成29)年9月20日(水)午後、D206教室において第21回リカレントセミナーを行いました。これは、卒後教育の一環として毎年行っているものです。今年度のテーマは「モチベーションUPのコミュニケーション・交流分析をとおして」です。
まずはじめに、本学福祉学科学科長の関教授が挨拶と介護福祉を取り巻く情勢についてお話をしました。
その後、今回のテーマのもと、office AVANCE代表で、日本交流分析協会 交流分析士インストラクターの土屋佳端氏から「モチベーションUPのコミュニケーション・交流分析をとおして」というテーマで特別講義をしていただきました。
人との違いを知り、違いを活かすためには、まず自分を知ることが必要であり、周囲とより良い関係を築くためには、「私自身がコントロールできること」を探り、実践していくことが大切であると先生の実体験も交えながらお話をいただきました。
エコグラム診断も交えて行い、自分の傾向を知りました。
「自分は○○な人になりたい」という目標を持ち、セルフマネジメントの視点を大切に、自分から行動していくことの必要性を実感した有意義な時間でした。
講演後には、先生を交えてフリートークの時間をもち、質問や職場での悩み等思いを交換・共有しました。
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2017(平成29)年9月30日(土)、富山短期大学付属みどり野幼稚園の運動会が、本学体育館で開催されました。
幼児教育学科1年生の有志30名も、ボランティアで運動会の運営補助として参加しました。
1年生は9月に付属みどり野幼稚園で教育実習を経験しており、運動会に至るまでの過程をよく見てきました。この活動を通して、運動会における保育者の役割を体験して学ぶとともに、子どもたちの成長を感じることができたようです。
ボランティアスタッフの学生たちは、子どもたちが自分の力を出し切れるように、またスムーズな進行のために与えられた役割だけでなく必要な援助を考えて行動していました。
参加した学生からは、「実習で一緒に過ごしてきた子どもたちの成長した姿を、間近で見ることができて感動した」との声が聞かれました。
このように富山短期大学幼児教育学科では、付属幼稚園が短大と同じキャンパス内にあることで、実習以外の行事でも子どもたちと交流でき、2年間継続して子どもたちの成長にふれることができます。
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2017(平成29)年9月4日(月)〜9月26日(火)までの間、富山短期大学付属みどり野幼稚園で幼児教育学科1年生が4グループに分かれて4日ずつの実習を行いました。今回はこの教育実習での学びの姿を紹介します。
今回の実習では5月〜6月に行った観察実習で学んだことを活かして、短大に入学して初めて経験する指導案を、グループで試行錯誤しながら仕上げ、手あそびを実践しました。
グループのメンバーで助け合い、みどり野幼稚園の先生方にも補助していただきながら、さらには、子どもたちの力も借りて、4グループに分かれての実習に取り組みました。
【実習を終えた学生の学び・気づき】
■子どもたちの「挑戦したい」という気持ちを尊重して、手を差しのべるばかりではなく、時には見守ることの大切さを学んだ。
■保育者として、常に子どもたちのモデルであるいう意識をもって過ごしたい。
■自分たちが作成した指導案をもとに行った手あそびは、子どもたちの興味や関心をひきつけることの難しさや、保育者としての話し方、表情の大切さを実感した。
■子どもの姿を見る力、心情を察知する力、その場に応じた判断力など、幼稚園の先生方の姿から学ぶことができた。
■今回の実習(5月〜9月)で、子どもたちのできることが増えていくところなど、日々成長していく姿を間近で感じることができた。
■保育の仕事に憧れて富山短大に入学したが、改めて「保育の仕事に就きたい」という思いが強くなった。
これから「保育の仕事にたずさわりたい!」という強い思いを新たにして、1年生は短大の後期授業に臨んでいます。
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