2017(平成29)年10月29日(日)、富山マラソン2017に今年は74名の学生がボランティアとして参加しました。
この日は、雨の降りしきる中での活動でしたが、フィニッシュランナーサービスを担当した学生たちは、ゴールする約1万人のランナーに、タオルやメダルをかけてあげたり、給水用のペットボトルを手渡しました。
【 参加学生の声 】
・作業、役割を分担することで効率良い環境で素早く行動できた。ランナーに「お疲れ様です」「完走おめでとうございます」と笑顔で言うと、「ありがとう」という言葉を貰う自分が嬉しくて、精一杯笑顔で迎えようと思えた。
・お疲れ様ですと言いながらハイタッチをすると、「ありがとう」「疲れが吹き飛ぶ」などと声をかけてもらえて、嬉しかった。マラソンはランナーだけでなく、多くの人の協力で成り立っていると分かった。
・人の目をみて、声をかけたりタオルをかけることで、涙ぐんで「走りきれてよかった」、「寒い中サポートしてくれてありがとう」と言われ、雨の中でしたがやって良かったと思えました。
・ランナーの方は雨の中走ってこられて大変なのに、「ありがとう」や「お疲れ様」と言ってくださいました。どんなに疲れていても優しさや気づかいができる人になりたいと思いました。
・タオルを渡す時にうまくかけられていないときもあり、肩から落ちてしまう場面もやや見受けられました。肩から落ちないように、また 落とされたらすぐ拾いに行くことも私たちの役割だと思いました。
・後半はハイタッチする人とタオルをかけてあげる人に分かれてランナーの皆さんのサポートをしました。雨の中、足を引きずりながらやっとゴールした人や疲れた顔の方がたくさんいらっしゃいました。でも、どの方も私たちが、「お疲れ様でした!」と声をかけると笑顔になってくださりやりがいを感じました。また、「雨の中ありがとうね、寒いやろ?」と私たちよりも濡れて疲れているのに気を遣ってくださり泣きそうになりました。長時間立ちっぱなしで、笑顔でずっと立っていたので大変でしたがそれ以上に得るものが大きく参加して良かったと思いました。
【 教員より学生へ 】
富山マラソンのボランティアに参加された皆さん、お疲れ様でした。あいにくの雨の中でのボランティアでしたが、ランナーの方々の熱い思いに触れて、きっと皆さんも温かい気持ちになったことと思います。
ボランティアは「何か人の役に立てられないか」と考え立ち上がるものですが、この富山マラソンのボランティアは、「頑張っている人」を支えるボランティアです。きっと普段とは違う視点でボランティアの素晴らしさが味わえたのではないかと感じます。何かに打ち込むことの素晴らしさや、自分の限界まで挑戦することの意味など、是非今回のボランティアで感じ取ったことを、これからの生活に活かしてください。
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2017(平成29)年11月13日(月)、幼児教育学科2年「保育・教職実践演習」の授業の一環で、付属みどり野幼稚園の親子を対象に、学生が企画・立案・実践する「第1回 遊びの広場」を行いました。
「遊びの広場」は、毎週月曜日の保育終了後に、学生を3グループに分けてそれぞれ違うテーマで3回行い、本学に付属みどり野幼稚園の親子を招きます。
第1回は、15組の親子(事前申し込みで、自由参加)に参加いただきました。
好きな色のペンダントを選んでね
スイーツ・バスケット
空いている場所を見つけて走ります
今年度の遊びの広場は、本学A館プレゼンテーション・スタジオ(旧学生ホール)で、あと2回実施します。
今後の授業では、事後研究もしっかり行い、グループごとに活動内容の紹介と自己評価を発表し合う予定です。
親子でふれ合い遊び
すてきな笑顔が見られました
お菓子を見つけたらシールを貼るよ
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富山県では、食品ロスや食品廃棄物を減らす取り組みを強めています。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことを言います。日本では年間約630万トンに上り、世界の食料援助量の約2倍に相当すると言われています。
食品ロスの削減は、ごみを減らし、無駄なく食べることで食料輸入も減らすことができます。また、食べ物を大切にする気持ちを養い、家計の助けにもなるなど、資源の有効利用を図る重要で身近な問題となっています。
富山県は2008(平成20)年から「レジ袋無料配布廃止」の取り組みを全国に先駆けてスタートしました。取り組みから9年が経過した現在でも、マイバックの持参率が95%と高い水準を維持しており、県民挙げての環境施策評価されています。
食品ロス削減に向けて、富山県では家族ぐるみで取り組めるアイディアを幅広く募集したところ、829名から多くのアイディアが寄せられました。
審査の結果、10のアイディアが優秀なアイディアとして表彰されました。アイディア賞を受賞した9名のなかには、食物栄養学科1年の阿部純子さん、工藤美月さん、松井美結さんの3名も選ばれています。
食べ物に対して「もったいない」という意識をもって、一人一人が家庭でこれらのアイディアを参考に実践していきたいものです。
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2017(平成29)年11月1日(水)から平成30年度 推薦入試の出願受付を開始し、11月10日(金)に締め切りました。
出願期間:2017(平成29)年11月1日(水)〜11月10日(金)【必着】
・推薦入試(公募制{専願制・併願制}、指定校制、併設校制)
2017(平成29)年11月10日(金)17:00までの最終志願者数をお知らせします。
学 科 | [入学定員] | 募集人員 | 志願者数 |
---|---|---|---|
食物栄養学科 | [80] | 49 | 57名 |
幼児教育学科 | [80] | 50 | 66名 |
経営情報学科 | [110] | 61 | 64名 |
福 祉 学 科 | [60] | 35 | 19名 |
合 計 | [330] | 195 | 206名 |
推薦入試の詳細は、記事「11月1日から平成30年度 推薦入試の出願受付を開始します」をご覧ください。
★各学科の新着情報は、次のリンク先からご覧ください。
● 食物栄養学科 Webサイト
● 幼児教育学科 Webサイト
● 経営情報学科 Webサイト
● 福 祉 学 科 Webサイト
● 専攻科食物栄養専攻 Webサイト
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経営情報学科の1年生は、後期に「表現・コミュニケーション技法」の講義を受講します。
この講義では、集団の中での「聴く力」「伝える力」を学び取り、自らの意思や思いを簡潔に表現する力を養います。また、社会人としての素養やコミュニケーション能力を身につけることを目標としています。
今回は、「買い物案内図を作ろう!」というグループワークの様子を紹介します。
はじめに、それぞれのグループには、フロアマップと、お店の特徴や位置情報のヒントが書かれた30枚のカードを配布します。
30枚のカードは、トランプを配る要領でグループのメンバーに均等配布され、自分のカードの情報を的確にグループ全員に伝える必要があります。
今回のグループワークでは、メンバーそれぞれが細分化された情報を口頭で出し合い、話し合いをしながら進めていきます。積極的に自分の持っている情報を提供する必要性があり、他のメンバーの情報を聞き取らなければ地図は完成しません。またチーム内での役割分担や気付きも大切で、制限時間内で白熱した話し合いが繰り広げられます。学生たちは、これらのことから「集団でのコミュニケーション」を体感することができます。
各グループは、手持ちのカードで必要な情報と不必要な情報を精査してから話し合いをすすめるところや、お店ごとに情報を集約して地図を完成させていくところなど様々な作戦を立ててグループワークに取り組んでいました。
このワークの実習時間は30分ですが、15分で完成させたところや、時間をオーバーしながらも、他のグループからの助けを借りながら最後まで諦めないで終了したグループもあり、それぞれに拍手や歓声で互いの検討を労う姿も見られました。
仕事はチームで行うものです。まずは「コミュケーションを取りたい」と思うことが大切です。そのうえで、自分の持っている情報や考えを相手に正しく伝え、また相手の情報も正しく受け止めるという、情報の受発信が重要になります。この授業では、これからも「聴き方」や「伝え方」を磨いていきます。
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