幼児教育学科2年生の前期に開講している演習科目「音楽U-1」の授業風景を紹介します。
この科目では、豊かな音楽表現をめざして、多様な表現活動に取り組むとともに、子どもの音楽指導の内容や方法について理解し、保育者としての音楽的資質を高めることを目標にしています。
授業は、4名の教員が担当しており、前期はグループによる器楽演奏や、習熟度別のピアノレッスン・幼児の歌などを、学生一人ひとりの経験に合わせて学習します。
ここでは、 難波 純子 准教授 が担当する様々な楽器による基礎演奏の授業で、2018(平成30)年6月5日(火)に実施したミニコンサートの様子を紹介します。
授業では、様々な楽器を使ってグループ演奏を体験し、編曲や演奏法を学ぶことを目的にしています。初めて触れる楽器でも、学生同士で教え合ったり学び合ったりして、音楽的能力を高めていきます。曲目は自分たちで選曲し、それぞれの特技を生かして演奏しました。
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2018(平成30)年5月26日(土)、グリーンツーリズムとやまの農業・農村サポーターとして、食物栄養学科の学生3名が高岡市柴野にある休耕田で、今では珍しい古代米の手植えとヒマワリの種の手蒔きを行いました。
米の品種で稲の色や香りに違いがあることを知ることができ、また現代ではほとんどやっていないという貴重な古代米の手植えを経験させていただきました。
周りに高い杉の木が立っていて日が当たらない、猪や熊が出没することで田や畑がダメになる、という理由で使われず荒地になった田を耕し、今日はヒマワリの種の手蒔きを体験させてもらいました。
【 参加学生の声 】
・手で苗を一つ一つ植えていくことはとても体力が必要でした。
・今はもう機械ですが、昔は全て手作業で、体験した場所よりもさらに広い所を田植えをしていたと思うと、農家さんへの感謝の気持ちを忘れてはいけないなと思いました。
・田植えやお米の歴史を多く教えていただき、改めて食べもののありがたさを感じることができました。
今回のボランティア活動をきっかけに富山の農業や食べものについて関心を持ってくれることを願います。
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平成30(2018)年6月6日(水)、教養総合科目「現代社会と人間」の最終講義を行いました。
今年度は新たな試みとして、学内講師4名(田淵 英一教授、山川 賀世子 准教授、高木 綾子准教授、井上 理絵准教授)で「地域社会において我々が成すべきこと」というテーマでパネルディスカッションを行いました。
登壇した4名は、
・自分の専門分野を選んだ理由。その専門分野と地域社会とのつながり
・学生として学修成果を今後の地域社会につなげていく方法
・自分の学生時代について
・これからの時代に若者に求められる地域との接点について
などについて、自身の経験や体験に基づいて話し合い、講義の最後には、受講学生にエールも伝えました。
受講していた学生から意見や質問も出て、楽しく熱気のある最終講義となりました。
最後に科目担当者から、一部外部講師を招いて行った全8回の本講義の振り返りとレポート課題の提出について説明を行い、平成30年度の「現代社会と人間」の講義は終了しました。
受講学生が、この講義で学んだことを今後どのように生かしていってくれるのかが楽しみです。
■学生の感想■
・先生方の地域貢献が、ご自分たちの専門分野を最大限に生かしておられ、かっこいいと思いました!
さまざまな分野の話を伺えて、全回興味深い講座でした。
・先生方のお話を聞いて、自分の本当に好きなこと、やりたいことを見つけたいと思いました。
見つけられたら、自分のことだけではなくて他の人のことも考えて、それをやり続けていけたらいいなと思います。
・地域貢献に関する話が、いつのまにか潔癖症や離婚の話まで展開していったのが、面白かったです。
自分の所属学科以外の先生方や外部講師の話を聞けたのは、有意義な時間だったと思います。受講して良かったです。
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★2018オープンキャンパス パート1(6/16)の詳細が決定しました!の記事へ
2018(平成30)年6月16日(土)13:30〜16:15に開催する、オープンキャンパス パート1の「体験・学習コーナー」の内容をおお知らせします。
各学科の「学び」を楽しく、わかりやすく体験することができますので、お友だちやご家族の皆さまと一緒にお越しいただき、富山短期大学での「学び」を体験してください!
福祉学科紹介 自分の夢をつかみ取る、福祉学科の3つの学び
介護福祉の学びに加えて、新たに福祉ビジネスや社会福祉分野の学びにも力を入れています。
これらの、3つの学びの様子をわかりやすく紹介します。
きっとあなたの想像以上!介護福祉士の力と専門性
介護といえば何をイメージされますか。介護の仕事には「生活」を潤し、人生を輝かせるもう一つの役割があります。心豊かに過ごせる毎日をつくる、そんな介護の専門性にふれてみませんか。
福祉とビジネスのW資格でつかむ、自分の未来
これからのビジネス現場は、医療・福祉分野と密接に関わる分野が成長産業の代表格となります。超高齢社会のなかで一歩先を行くビジネスパーソンになれる、そんな学びと資格が福祉学科で実感してみよう。
栄養士の仕事&学生生活紹介
食物栄養学科の紹介とともに栄養士の仕事やそのやりがいについて話します。また、学科生と専攻科生がそれぞれのキャンパスライフを紹介します。
脳トレで学ぶ食事の摂り方
日常的な食生活で摂っている栄養成分には身体に良いものと悪いものがあることや、摂り方によって良くなったり悪くなったりする栄養素など、食事の良し悪しについて学びます。
脳トレを通して、食に関する色々な知識を楽しく学んでいきましょう。
体験型学内ツアー
食物栄養学科が主に使用しているF館の施設・設備をを味覚テストや実験などを体験しながら見学しましょう。
ようこそ経営情報学科の旅へ Episode@
皆さんには「経営情報学科号」に搭乗いただき、5つのワールドへと誘います!
「経済・経営ワールド」、「簿記会計ワールド」、「ITワールド」、「ビジネスワールド」、「こんなあなたになれるワールド」の各目的地を訪ね歩く旅をご期待ください!(第一幕)
学生によるキャンパスライフの紹介・懇談 「充実の学生生活」
授業(ゼミ)、インターンシップ、資格関連、入試、部活動・サークル活動、アルバイト、大学の見どころなど、学生たちが「リアルな学生」を紹介します。
幼児教育学科の特色・魅力(学科紹介)
教員や学生が、学生生活、卒業後の進路など幼児教育学科の特色や魅力をスライドを用いて説明します。当日の見どころの紹介も行います。
幼児教育の世界に触れよう
幼児教育学科の学び舎をまわって、言葉を使った遊び、手遊び・歌遊び、赤ちゃん人形に触れるなどの保育内容を体験し、幼児教育の魅力、面白さを味わってください。
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2018(平成30)年6月2日(土)、「乳幼児期に育みたい力と保育者の役割」をテーマに、第46回 幼児教育研究会を、本学のE館と体育館で開催しました。
今年度は、午前中に「遊びとコミュニケーション」をテーマにワークショップを行い、午後には講演を実施して研修を深めました。本学の学生と幼稚園・保育所・認定こども園・大学関係者など、合わせて約210名が参加しました。
● ワークショップ 「遊びとコミュニケーション ― あなたがわたしをつくっている、わたしがあなたをつくっている ― 」
講師:ストウ ミキコ 氏(振付家・ワークショップ講師)、中西 晶大 氏(演出家・振付家)
からだを使った遊びを通して、意志の伝え方、受け取り方を体験しました。コミュニケーションを”からだ”で感じることで、応答的な人間関係について学ぶことができました。
【参加者の感想】
■最初は恥ずかしい思いもあったが、体を動かしているうちに楽しくなり、初対面の人とコミュニケーションをとっている自分がいた。
■体を使った遊びを自分たちで作ることが面白く、子どもたちと取り組んでみたいと思った。
■無理なく、徐々に人とコミュニケーションを築いていける過程がよかった。
■遊びの幅が広がりすばらしい体験ができた。
● 講演
「乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達」
講師:遠藤 利彦 氏(東京大学大学院教授)
心理学がご専門の遠藤先生をお招きし、生涯の学びの土台となるアタッチメントと、乳幼児期に培われる非認知的(社会情緒的)な心の力、その能力を育むために必要な保育者の役割についてご講演いただきました。
【参加者の感想】
■「アタッチメント」や、「非認知的」について丁寧に分かりやすく話してくださり、日頃の保育と照らし合わせて聞くことができた。
■子どもが求めてきたときに安心感がもてる基地になり、子どもの自主性を支える安心の輪が大きくなる存在として支えていきたいと思った。
■乳幼児とかかわる上で一番大切な根本の部分を理論的に学ぶ機会になった。
■保育者として、背後から子どもの発達を支え、促していける存在でありたいと思った。
■今の保育が子どもにとって「生涯の生きる力となる!」という職務の幸せを感じとることができた。
その他、参加者のアンケートには、本学卒業生の方より「母校での研究会を毎年楽しみにしています!」などの感想がありました。
富山短期大学幼児教育学科には、50年にわたって培ってきた保育者養成校としての社会的信頼があります。
今回、研究会に参加してくださいました皆さまをはじめ、本学ならびに本学科の教育活動に理解とご協力をいただいている皆さま方に深く感謝申し上げます。
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