2018(平成30)年6月6日(水)、富山県市町村会館で平成30年度 介護実習指導者会議を開催し、県内の介護実習施設から86名の指導者の方が参加されました。
開会にあたり、関 学科長が挨拶を述べてから、福祉学科教員の異動等について報告を行いました。新任の小平 准教授が着任の挨拶後、司会を務めました。
次いで、平成29年度介護実習の実施結果、本学における医療的ケアと卒業後の資格の関連について報告を行いました。
医療的ケアについては、本学では2016(平成28)年3月の卒業生から「基礎研修」が修了していること、この後は必要に応じて「実地研修」を受講しなければならないこと、などを説明しました。
また、平成30年度介護実習計画と実習生の配属について、協議を行いました。
介護実習計画の変更点として、腰痛予防に関する実習を「介護過程実習」に目的を新たに設けて実施すること、また学生の配属は入学生が少ないため居住地と交通手段を考慮して配属したこと、などを説明して施設の方々から了解を得ました。
続いて、今年は、富山県「元気とやま福祉人材確保・応援プロジェクト」の介護実習連携強化応援事業の委託を受け、講演会を開催しました。
講師に、社会福祉法人ひだまり 理事の山下 総司氏をお迎えして、「学生の個性を伸ばす実習環境のあり方」をテーマに講演を行っていただきました。
学生の「やる気」を引き出すためには、指導者が自信を持って物事の根拠やデータを知り、わかるように伝えることが大切であること。現実の考え方や慣習にとらわれず、良い部分の意味を知って変化させることで人が育っていくこと。また、理想を現実にするためには、「やってみる」「観る・見る・振り返り」「しっかり伝える」「素直さと謙虚さ」の4本柱が大切であることなど、多くのスライドを使用してお話いただきました。
【参加された方々の感想】
●自分の施設の魅力、やりがいを実習生にしっかりと伝えて、感じてもらえるような施設・フロアづくりをしていきたいと思った。
●介護のイメージを低下させないような雰囲気作りをしていきたい。
●学生を育てるためには、まず指導者である私たちが学生に対して、根拠や効果の説明をすることの大切さを改めて理解した。
●現場で働く私たちが過ごしやすい環境づくりや、明るい雰囲気の場所作りをしていくことが、利用者の方々や学生も楽しめる第一歩だとを感じた。
●学生に”伝える”ということが具体的にできているのかを、改めて自分自身に問う機会になった。
●ただ技術を教えるのではなく“想い”と“根拠”をしっかり伝える必要性を学んだ。
●学生を育てることは、自分自身を育てるということにつながることがわかりました。
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2018(平成30)年6月16日(土)、オープンキャンパスパート1を開催しました。
食物栄養学科の会場には、高校生と保護者を合わせて50名以上の方々にお越しいただきました。
それでは、オープンキャンパスの様子の一部をご紹介します!
最初に、開会の挨拶の後、学科の紹介を行いました。
また、食物栄養学科で行う勉強の内容や就職先、また栄養士の仕事内容などについて詳しく説明しました。
続いて、在学生が学生生活や学びの内容について、学生の目線から紹介しました。
その後は、体験・学習コーナーのイベントに移行しました。
「脳トレで学ぶ食事の摂り方」の模擬授業と「施設体験ツアー」の希望する催しに分かれて参加いただきました。
終盤には、教員や在学生と懇談する時間を設けました。
学生たちは、参加された方と近い距離でお話ししながら、質問などに対して丁寧にお答えしていました。
参加された方からは、「富山短大や栄養士の仕事について詳しく理解することができて良かった!」という声を多くいただきました。
次回のオープンキャンパスは7月14日(土)に開催します。
食物栄養学科では、次回も充実した内容で皆さんをお迎えします。ぜひ、ご来場ください!
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2018(平成30)年5月27日(日)、小学生の親子が参加するイベント「おや子で道くさ」の受付や、ゲームの手伝いに幼児教育学科1名と経営情報学科1名がボランティアとして参加しました。
損保ジャパン日本興亜さんの環境教育プロジェクトの一環で、2年かけて改善を重ねてきたイベントで、この日が集大成だったそうです。
ねいの里の職員さん、自然塾の皆さん、ネイチャーゲームリーダーの方、損保ジャパン日本興亜の方、他ボランティアの方がたくさん関わっていました。
【 参加学生の声 】
反省会ではそれぞれの立場からのお話を聞くことができて新鮮でした。普段、見聞きすることのできない考え方、知識や社会のしくみを知ることができるのはとても貴重なことだと思います。いろいろな場所に足を運んで参加することは、日常生活では関わることのない方との出会いに繋がると感じました。
非日常の環境の中で親子でゆったりとした時間を過ごされました。皆さん笑顔で帰って行かれたようです。
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記事:『【6/18掲載】平成30年度「教員免許状更新講習」の申込用紙掲載と募集開始について』
平成30年度「教員免許状更新講習」の募集期間を2018(平成30)年6月29日(金)までとしておりましたが、講習の申込者が多く、定員を超過いたしました。
誠に申し訳ありませんが、本日6月19日(火)午前11:00までの本学到着分をもって、全ての講習の募集を終了いたします。
ご理解、よろしくお願い申し上げます。
『【6/18掲載】平成30年度「教員免許状更新講習」の申込用紙掲載と募集開始について』内でご案内をしましたとおり、受付から外れた方の申込用紙はすべて返却いたします。
受付完了者には、後日、「受講票」「受講料振込依頼書」「事前調査票」を送付いたします。
【問い合わせ先】
富山短期大学 教務部・学生部 学務課
〒930-0193 富山市願海寺水口444
電話:076-436-5176(直通)
FAX:076-436-0133
E-mail: kyoumu@
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2018(平成30)年6月9日(土)、食物栄養学科1年生の「調理学実習T」の授業で、冷凍食品講習会を行いました。
冷凍食品は、家庭用だけでなく業務用として大量調理の現場でも利用されており、冷凍食品を取り扱うための正しい知識、解凍方法や調理方法を身につけることは、栄養士としておいしい食事を提供するために必要なスキルです。
はじめに、日本冷凍食品協会の山下 広嗣 先生に冷凍食品の基礎知識についてご講演いただきました。
冷凍食品の利点や取り扱い方法などに加えて、次の冷凍食品の4つの定義について教えていただきました。
1.下処理してあること
2.急速冷凍してあること
3.消費者包装がしてあること
4.品温を-18℃以下で保管していること
続いて、新潟調理師専門学校の吉田 奈美 先生に冷凍食品を使用した調理のデモンストレーションを行っていただき、具体的な調理のポイントを教わりながら、次の3品の料理を実習しました。
・冷凍うどんの混ぜそば
・冷凍餃子とほうれん草のスープ
・冷凍白身魚の和風あんかけ
【学生の感想】
・魚、肉や野菜は、急速冷凍処理により栄養が失われないことがわかった。
・おいしい料理を提供するため、食材それぞれの解凍方法に気をつけて調理をすることの重要性を学んだ。
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