2018(平成30)年9月1日(土)、2日(日)に、第35回和漢医薬学会学術大会が岐阜県岐阜市の長良川国際会議場で開催され、本学科の藤田恭輔講師が平成30年度和漢医薬学会奨励賞を受賞しました。
和漢医薬学会は、和漢薬について科学的視点から最新の知見を討議し、基礎と臨床の橋渡しを目的とする学会であり、約670名が所属しています。
和漢医薬学会奨励賞は将来性のある研究を行い、同学会の英文国際学術誌「Traditional & Kampo Medicine」において成果を発表した若手研究者に与えられる賞です。
対象となった論文のタイトルは、「Changes in lipidomic profiles in liver associated with sodium cholate-induced liver injury and its prevention by Boiogito, a Japanese herbal medicine, in mice.(防已黄耆湯はマウスにおいてコール酸ナトリウム誘発性肝傷害を抑制するとともに肝臓の脂質構成を変化させる)」」であり、Traditional & Kampo Medicine第3巻9-19ページ(2016年)に掲載されています。
この研究では、漢方薬のひとつである防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)が胆汁うっ滞型肝傷害のモデルマウスに対して改善作用をもつことを明らかにしました。防已黄耆湯はこれまで、水太りの体質をもつ肥満症などに対して使われていましたが、この研究により防已黄耆湯の新たな効能を実験により証明することができました。
藤田講師は「食の分野においても『医食同源』とよばれる伝統医学の考えが重要になっている。今後は、これまで培った伝統医学の知識を生かして、富山短期大学において栄養学の研究や教育にさらに尽力していきたい。」と話しました。
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2018(平成30)年9月3日(月)〜7日(金)の5日間、図書館の蔵書点検を行いました。
蔵書点検は、図書館で所蔵している図書の存在を確認・点検する作業で、約10万冊の蔵書をバーコードで一冊ずつ読み取っていきます。
今年度は、5名の学生がボランティアとして作業に協力してくれました。
蔵書点検期間中は、休館しておりまして、ご迷惑をおかけしました。また、ご協力ありがとうございました。
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2018(平成30)年9月10日(月)〜12日(水)の3日間、経営情報学科2年生の学外研修を実施しました。
1日目は3台のバスに分乗し、事前に選択した3つの企業の製造工場を見学し、説明員の方から話を聞きながら量産工程を肌で感じていました。
(株)SUBARU 矢島工場
写真撮影禁止のため画像はありませんが、学生たちは「製造工程で稼働している大量のロボットに感動しました!」という感想を述べていました。
材料などを載せた、たくさんのトラックの列は、まさに経営学で学んだ「サプライチェーン・マネジメント」そのものでした。
(株)明治 坂戸工場
こちらも製造工程の写真撮影は禁止でした。
見学の場所によっては、お菓子の美味しそうな香りが漂う中、学生たちは説明いただいた社員の方の説明を真剣に聞いていました。
江崎グリコ(株) グリコピア・イースト
商品の製造に関する紹介だけでなく、昭和初期に設置されていた「映画付きグリコ自動販売機」の説明も聞きました。
なんと、自動販売機に小さなモニターが内蔵されており、お菓子が出てくるまでの約15秒間、8ミリフィルムでチャンバラの白黒映像が流れます。この自動販売機は、特許も取得されていました。
また、グリコといえばお菓子に同梱されている「おまけ」が有名で、大正時代から続いています。
近年では、「食玩」と呼ばれ、とても凝った作りになっていますが、そのルーツともいえるグリコの「おまけ」が陳列され、見学できるようになっていました。
2日目は首都圏でのフィールドワークです。
学生たちは、ディズニーランドやディズニーシー、東京都内の小売店舗などを訪れ、リピーターの心を確実に掴むために行っている企業努力などを体感しました。
多くの人々を魅了するサービスを体験しなければ、ビジネスの本質も頭でしか理解できません。来春、社会にはばたく学生たちにとって、成功している企業のサービスを実際に見られた経験は、将来役立つものと思います。
そして、3日目は横浜税関と東京証券取引所を見学しました。
横浜税関では、主に貿易など輸出入に関連する業務を行っており、テレビ番組の撮影をされている様子も見られました。
続いて、世界3大取引市場の1つである東京証券取引所を訪れました。
いつもはテレビで見ている、マーケットセンターでクルクル回る株価の電光掲示板「ticker」を目の当たりにして、学生たちは感慨深い様子でした。
職員の方から、取引量によって回るスピードが変わるなど、掲示される速度にもしっかり意味があることを教えていただき、学生たちは熱心にメモをとっていました。
また、モニターに「富山短期大学 経営情報学科 歓迎」と表示していただいて、記念撮影を行いました。
関東や首都圏の自動車や食品の製造工場、横浜税関や東京証券取引所の見学をして、今まで学んだ経済・経営などの知識をより深く理解するとともに、現場で働く方々や製造ロボットに接することで、日本を支える企業などを実感することができました。
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2018(平成30)年8月5日(日)、食物栄養学科の学生14名が、北日本放送(株)が主催する「バローお子さまランチコンテスト」で子どもたちの調理のサポートを行いました。
子どもたちはお互いに声をかけ合い、調味料の分量や調理手順を確認しながらスムーズに調理していました。
最後まで気を抜かず、盛り付けの細かい所までこだわっていて、料理に対する真剣な気持ちが伝わってきました。
【 参加学生の声 】
・子どもたちが一生懸命料理を作っているのを見て感動しました。調理が終わった後に担当した子どもたちから「大事にしてね!」と写真をもらってとても幸せな気持ちになりました。子どもたちの調理をしっかりサポートできるのかとても心配でしたが、ボランティアに参加してとても良い経験をすることができました。
・子どもたちの様子を見ながら、自分は何を手伝ってあげたら良いのか、判断する力を身につけることができました。子どもたちと協力して調理を行うことの楽しさをとても感じた。
・火を使っているときなど、たまに危なく感じることがありましたが、しっかりサポートできたと思います。
・余った食パンの耳をフレンチトーストにするなど、献立から食品ロスを考えていて参考になりました。
【 教員より学生へ 】
ボランティアお疲れさまでした。決められた時間内に調理を終えなくてはならないので、作業手順や時間の配分がとても大切でしたね。子どもたちの料理への取り組み方や、料理の出来栄えなど学ぶところがたくさんありました。今回の学びを今後に生かしてください。
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■平成31年度 専攻科食物栄養専攻入試(第1次)の実施結果をお知らせします。
判定結果は、9月14日(金)に受験者へ郵便で通知しています。
専攻科 食物栄養専攻入試 |
募集人員 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
専攻科食物栄養専攻入試(第1次) | 14名 | 11名 | 11名 |
【入学手続期間】
2018(平成30)年9月14日(金)〜9月21日(金)
●専攻科入試・入学手続きに関する詳細は、「平成31年度 学生募集要項」をご覧ください。
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